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コミュニケーションが憂鬱な相手

2019年3月21日 公開 / 2019年3月22日更新

テーマ:コラム

コラムカテゴリ:ビジネス

前回のメルマガで「つくし世代」の話をしましたが、
「若手が何を考えているかわからない」
と悩みを抱えている上司が多いことは周知のとおりです。

上司

一方でJTBコミュニケーションデザイン調査によると、コミュニケーションが憂鬱な相手に
「会社の上司」
と回答した人は47%と最多を記録したそうです。

理由を見てみると
・「気を遣うから」
・「本音を言えないから」
という理由ですが、コミュニケーションがうまくいかないと業務指示や報告が正しく伝わらず、業務に支障をきたす可能性があります。

いつの時代も上司には気を遣うし、なかなか本音を言えないこともあります。

これ当然です。

私もそうでしたし。

ただ、今思うと気を使ったからお客様には敬語を使えるようになったし、周りを見て動けるようになりました。

視野が広くなり、仕事ができる人はどんな行動を取っているのかを知ることができました。

例えば、
・相手の名前を呼ぶ
・相手の関心のある情報を事前に入手して 話のネタにする
・自分のアピールポイントをさりげなく伝える
など、これも若いころに学んだことです。

知っていますか?


「最近の若い子は・・・」と言われるのをほとんどの若手社員が嫌っていることを。

「最近の若い子は」と一方的に決めつけてしまうのは若手のやる気をつぶしてしまいます。

上司の役目は社員のモチベーションを上げること。
どのような言葉がモチベーションを上げるのか、自分が言われて嬉しかったこと、モチベーションが上がったことを思い出してみましょう。

きっと能力を開花させてくれるはずです。

若手の力を引き出すのが上司の役目。

大丈夫。

きっとできます。

まずは自分の若いころを振り返ること、相手を知ることから始まります。

これらに関連する受け入れ社員セミナー「イマドキ社員の育て方基礎講座」を開催します。

ぜひこちらもご活用ください。

福利厚生のセミナーも開催します。



【編集後記】

イチロー選手の引退は、しばらく尾を引きそうです。

まさにイチローロス!(笑)

この記事を書いたプロ

北出慎吾

社会保険労務士として企業の成長に寄り添う人事労務のプロ

北出慎吾(北出経営労務事務所)

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