自立型人材とは!
「働き方改革」について詳しく教えてください。
とご質問を頂くことがあります。
「働き方改革」とは平成29年3月に安倍首相が
働き方改革の実行は、日本の働き方を変える歴史的な
一歩であるとし、一億総活躍社会の実現に向けた
最大のチャレンジとして打ち出したものです。
「働き方改革実現会議」の中では
1.同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善
2.賃金の引き上げと労働生産性向上
3.長時間労働の是正
4.テレワークや兼業・副業など柔軟な働き方
5.女性・若者が活躍しやすい環境
6.病気の治療と仕事の両立
7.子育てや介護と仕事の両立
8.就職・再就職支援・職業訓練
9.教育環境の整備
10.高齢者の就業支援
11.外国人の人材受け入れ
などの方針を示しており、
電通事件に代表されるような長時間労働の是正や
労働生産性の向上など働く人の視点に立った
内容としてクローズアップされています。
労働基準法制定70年の歴史の中でも歴史的な
大改革(労働基準法は昭和22年制定)であると
言われていますが、この働き方改革、
一言でいうのならば、
「生産性と人材育成」がすべてです。
8時間かかっていた仕事を6時間にする。
1ヶ月で達成していた売上を20日で達成するようにする。
3人で行っていた仕事を2人でできるようにする。
などまさしく長時間労働を是正するには生産性と
人材育成しかないわけです。
生産性にはITが加わることで加速します。
まさしく企業全体で取り組むことが必要な改革です。
単純に長時間労働を減らそうではなく、
どうすれば今以上の生産性を上げることができるのか
ここを考えることが働き方改革の第一歩となるわけです。
福井の社会保険労務士は、
北出経営労務事務所
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