感謝が努力を越えるとき

前回、ご紹介した野村克也著「弱者の流儀」。
ここに『感謝力』について記されていました。

一流選手の証は「親孝行」であること。

プロ野球巨人V9時代の川上監督は巨人の若い選手を見て
「この子は間違いなく良くなる」
というポイントがあったそうです。
それが、「親を大事にして、親孝行をしていること」
人に感謝する気持ちを持たない選手は一流にはなれない。
ましては一番身近である親に感謝することは
基礎の基礎。
感謝することによって今まで自分が受けた恩を
感じることができます。
そして恩返ししようとする想いも生まれてきます。
私は常日頃、感謝力を磨きなさいと言っています。
新入社員研修の時にも社会人になった証として、
親への感謝の手紙を書くように伝えていますし、
当社にも親孝行手当という制度があります。
感謝力が高いとお客様に接する時も感謝の気持ちが
持てるし、チームで仕事をしているとフォローしてくれたり
自分一人ではできないことをチームの力で乗り越えることが
できます。感謝が自分の力、そして周りの人も
幸せにするのです。
それだけ感謝については私自身も非常に大切にしている
ところなのです。
そういった面でも、今回、野村監督が記されていた
「感謝が努力を乗り越える力になる」は私にとって
非常に嬉しくなりました。
また、人として成長する大事な要素であると確信しました。
今まで以上に現在の環境に感謝し、家族、スタッフ、お客様に
感謝を伝えます。


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