自立型人材とは!
大阪や東京など41店舗を展開する某有名ラーメン店が
労働基準法違反容疑で「飲食店運営会社と専務取締役を
書類送検した」というニュースが飛び込んできました。
送検容疑は、平成28年4月に大阪市内のラーメン店で
会社側と労働者が時間外労働に関して協定する36協定を
締結せずに従業員4人に最長週42時間程度、月200時間
以上の時間外労働をさせた疑い。
同社は、「飲食業界での長時間労働は仕方がない」と
認めているようで、飲食業界での実態が浮き彫りになりました。
とは言いながらも、適正に労働時間管理をしている会社さんも
いらっしゃるので、法遵守の意識が今後更に高まっていきそうです。
すでに某ラーメン店では、過去2年分の未払い残業代
約1億8千万円を今年の3月までに社員約110人に支払いも
済ませているようです。
飲食店の労働環境に関しては以前から指摘されていましたが、
まずは36協定の締結、労働時間管理などを進めていく必要が
ありますね。
人手不足もあり一部の社員に労働時間が集中するということも
ありますが、健康被害につながらないように経営者として
社員の健康管理にも配慮したいものです。
どんなことに気をつけたらいいの?
とお考えの経営者の方はぜひ一度お問い合わせください。
社会保険労務士 北出経営労務事務所まで。
https://kkr-group.com/