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コラム
SNS投稿に関しての注意点は?
2016年11月24日 公開 / 2016年12月1日更新
先日の「労務リスクセミナー」事例紹介での続きです。
・「社員のSNS(フェイスブックやツイッターなど)で会社の機密情報が漏えい!
懲戒って可能なの?また、今後どのように再発を防いだらいいの?」
・「冷蔵庫(飲食店)の中でふざけている写真がネット上でアップされた」
ここ最近、急激に増えているSNSによるトラブル。
会社の機密情報漏えいや問題写真などがアップされ、会社として対応に
追われることがあります。
SNSに関しては、会社としてルールを設けておくことでリスクを回避することが
可能です。
まずは、就業規則上で制限をかけます。
例えば、
【絶対禁止の投稿】
・顧客情報や機密情報に関する投稿は絶対に行わないこと
・著作権や肖像権などの第三者の権利を侵害する投稿は絶対に
行わないこと
・他人、特に競業他社への批判は控えること
【社会人のマナーとして考慮するべき投稿】
・ネット上での喧嘩を売ったり買ったりするような言動は慎むこと
・粗暴な言葉遣いは慎むこと
・投稿者自身が実名で胸を張って投稿できる記事内容であるか、
投稿前に確認すること
・会社の見解ではなく一個人の見解であることを明示することなどです。
そのうえで、社員に周知します。
SNSへの投稿はモラルに影響することですが、どのような情報や写真が
まずいのか、起きた結果、会社や個人にどのような影響が起きるのかなど
周知することで炎上したり、影響を抑えることができますので今一度
社内のルールを見直してみてください。
火消しは膨大な労力が必要となりますので、事前対策を忘れずに。
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