自立型人材とは！
そろそろ新入社員が入社する足音が聞こえてきましたね。
なるべく早く仕事を覚えて欲しいということからいくつかの企業では4月1日より前に入社している
新人さんも多いようです。
毎年「今年の新入社員の傾向」が話題になりますが、既存社員の意識に「受入れ姿勢」が
整っていなければ、新人は育ちません。
これ結構重要です。
どういうことかというと、新入社員研修を実施する会社は多いと思います。
挨拶の大事さ、ビジネスマナー、指示の受け方、報告・連絡・相談、会社の仕組み、
電話応対などを研修で学びます。
新入社員は、研修で学んだことを実践しようとしますが、受け入れる会社側の態勢で
新入社員のモチベーションが大きく変わるのです。
例えば、次のような先輩、上司だったらどうでしょう？
「挨拶をしても返してくれない」
「仕事時間中、ぺちゃくちゃおしゃべりをしている」
「会社の悪口を言っている」
「仕事の目的を教えない」
「教育をしない」
「コミュニケーションを取ろうにも入っていけない空気がある」
「いつもギリギリに出社してくる。新入社員研修で始業時間と出社時間は違うと言われたのに・・・。」
期待を持って入社した新入社員の夢を奪うようなことをしていないでしょうか。
良くも悪くも新入社員は先輩や上司をよく観察しています。
「自分たちの言動、立ち振る舞いが新入社員に観察されている」という自覚を持ちましょう。
長年のことなので自分では気づいていないことも結構あります。
そんな時は、新入社員のやる気をそぐような行動を行っていないかと自問自答してみましょう。
これからの会社を背負っていく新入社員。
新入社員と共に成長する会社を作りましょう。
