自立型人材とは!
厚生労働省は、中小企業における雇用管理制度の実施状況や、働く従業員の「働きがい」や
「働きやすさ」に関して次のような調査結果を発表しています。
1.「働きがい」と「働きやすさ」は会社の業績に直結!
「働きがい」や「働きやすさ」がある会社では、従業員の仕事に対する意欲が高く、
職場への定着も進みやすい傾向にあり、さらに会社の業績も高い傾向にある。
2.雇用管理施策と「働きがい」「働きやすさ」の関係!
従業員が「職場の中で自分が期待され役立っている」という意識(自己効力感)を
持てるような雇用管理を行うと、従業員の「働きがい」や「働きやすさ」が高まる傾向にある。
雇用管理制度には、
・「評価処遇・配置」 ※目標のフィードバックなど
・「人材育成」 ※スキルアップの教育など
・「業務管理・組織管理」※経営計画、ビジョンの共有など
・「福利厚生・安全管理・精神衛生」※慶弔などの福利厚生の充実
などがあります。
これらは通常働く人の前向きな行動を促すと考えられていますので、雇用管理の整備が
「働きがい」と「働きやすさ」の向上につながっていると想定されます。
また、「働きがい」「働きやすさ」が高いということは従業員の離転職が少なく、勤務継続の
意向も強い傾向があります。
このことから、「働きがい」「働きやすさ」が仕事に対する意欲や定着を高め、結果として業績も
向上するということになります。
「働きがい」「働きやすさ」の追求はトップをはじめとする経営陣の考え方に大きく左右されます。
ぜひ、自社の「働きがい」や「働きやすさ」を考えてみてください。
なにかヒントが見つかるかもしれません。
ご不明な点は気軽にご相談ください^^