忘れることから始めましょう
さて今日は「ご注意ください!買取査定について」というお題です。
当店にご来店されたお客様から「査定の時に氏名と生年月日を書かないといけませんか?」と質問されました。
買取査定を行うだけであれば、氏名や生年月日の記入など必要ございませんので「何も書かなくて構いません」とお答えしました。
なぜそのような質問をされるのか疑問に思いまして伺ってみましたところ、松山市内の買取専門店で「査定を行うだけでも氏名と生年月日を記入してください」と言われたそうです。
その買取専門店は何故、過剰に個人情報を収集しているのかと思ったのですが、その時「ハッと」気がつきました。
もしかすると、松山市内のとある買取専門店では、買取業務だけではなく「個人情報の収集」自体を目的としているのではないでしょうか。
というのも、買取や質預かりについては、それぞれ根拠となる法律がございまして、法律に則った運営を行っています。
氏名や住所、身分証明書を提示して頂くのも全て「法律に定められている」からであります。
買取査定を行うだけであれば、氏名や生年月日を何らかの申し込み用紙に記入するような、そのようなことを定めた法律はございません。また、買取が成立していないにも関わらず個人情報を必要とする理由が見つかりません。
このコラムでは、これまでに「押し買い」「買取詐欺」などの注意喚起を行って参りました。
ここでこれらの押し買いや買取詐欺に加えて「個人情報の収集」についても注意喚起を行っておきたいと思います。
買取業者に言われるがままに、安易な気持ちで個人情報を書かないでください。
買取に出すお品物の中には、金インゴットや高級腕時計など高額なお品物がたくさんあります。
そういったお品物を「誰が(氏名)」「何歳の方が(生年月日)」お持ちなのかという情報が流出しかねません。
全国質屋組合連合会、愛媛県質屋組合連合会、松山質屋組合に加盟している質屋で査定時に「氏名」「生年月日」を求める質屋は存在していません。
皆様、くれぐれもご注意ください。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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