プラチナの買取価格が下がって、怒られちゃいました...
12月、早くも半分が終わろうとしています。
今年も一年が早かったですねぇ…。
来年はどんな年になるのでしょうか。
さて今日は「金買取価格が下がるとすれば…」というお題です。
まずは、こちらの記事をご覧ください。
「11月工作機械受注は前年比37.9%減、19年累計で32.2%減=工作機械工業会」
https://jp.reuters.com/articlehttps://jp.reuters.com/article/kosaku-kikai-idJPKBN1YE0HR
この「前年比37.9%減」という数字がどれぐらい大きいのか、こちらの記事をご覧ください。
「【産業天気図・工作機械】底堅いが“リーマン・ショック”と円高が雨雲を呼び寄せる恐れ」
https://toyokeizai.net/articlehttps://toyokeizai.net/articles/-/2057
こちらの記事は、2008年9月25日の記事ですので、2008年9月15日にアメリカのリーマン・ブラザーズが経営破綻した直後の記事です。
この記事に「8月の受注実績でさえ前年同期比13.9%減」と書かれてありますが、リーマンショックの影響を受ける前、すでに業績が悪化していて、さらに、リーマンショックの影響で業績が悪化する見通しだという内容の記事です。
リーマンショック前の業績不振「前年同期比13.9%減」を大きく超える「前年比37.9%減」という結果に、大変驚いています。
では、リーマンショックを思い返してみますと、あの時は「中国が世界を牽引」した訳ですが、もし、2020年以降大きな不況が訪れた場合、あの時と同じように「中国が世界を牽引」できるのでしょうか?
筆者としては「難しいのではないか」と思っています。
それは、このような記事に現れています。
「中国で地方銀行の取り付け騒ぎ続く 金融当局が救済急ぐ」
https://headlines.yahoo.co.jp/https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191123-00000003-pseven-cn
こちらは先月の記事ですが、どうやら中国の地方銀行が倒産しそうな気配を見せています。
表に出ている情報よりももっと中国経済はガタガタなのでしょう。
では、今日のお題に入ります。
もし、2020年以降、大きな不況が訪れたなら中国が世界を牽引するどころか、資金繰りに困って「金を売る」動きが出てくるかもしれません。
以前のコラムにも書いていますが、世界的に大きな金需要は「中国とインド」にあります。
中国には、たくさんの金がありますので中国全土で「金を売る」動きが出た場合、大きな金買取価格下落の要因となるでしょう。
2020年以降、大きな不況が訪れるのが先か、はたまた、金買取価格下落が先か注意しておく必要があると思います。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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