押し買い
最高気温がグッと下がりましたね。
ようやく秋を迎えられそうです。
週末の台風を乗り切りましょう。
さて今日は「かんぽ不正契約問題の追加とゆうちょ銀投信不適切販売」というお題です。
前々回「かんぽ不正契約問題」というお題でコラムを書きましたが、かんぽ不正問題の追加情報と新たに出てきた「ゆうちょ銀投信不適切販売」問題について書きたいと思います。
前々回のコラムでこれまでの新聞報道を元に情報を整理しましたが、かんぽ側としては「新聞報道はあくまでも新聞報道であり、かんぽ側の正式発表とは別のもの」という考え方なのだそうです。
では、現段階でかんぽ側が認識している不正問題の内容と件数はといいますと、こちらに書かれてある情報が正式なかんぽ側からの情報になるそうです。
2019年07月31日
日本郵政グループにおけるご契約調査及び改善に向けた取組について
https://www.jp-life.japanpost.https://www.jp-life.japanpost.jp/information/press/2019/abt_prs_id001470.html
こちらにある「別紙/79KB」というデータに類型Aから類型Eまでの「調査対象事案」が挙げられています。
かんぽ側としては、現段階では「調査対象事案」であり「不正があったのかどうかは調査してみないと分からない」という考えであるようです。
加えて、類型Fとして46,000件が挙げられており、契約者側に不利益は見られないものの「募集実態の把握の観点からご契約時の状況を確認」するということです。
ですので、件数としては、類型Aから類型Eまで137,000件、類型F46,000件、合計183,000件が調査の対象となっているということです。
今後、これらの件数のうち一体どれだけの不正件数があったのか、かんぽ側からの結果報告を待ちたいと思います。
そして、またさらに「ゆうちょ銀投信不適切販売」という問題が浮上してきました。
高齢23万人理解度確認へ ゆうちょ銀投信 不適切販売1.9万件発表
https://www.nishinippon.co.jp/https://www.nishinippon.co.jp/item/n/543141/
こちらの記事によりますと、
・社内規定に違反した不適切契約が、2018年度に1万9591件あった
・70歳以上の全ての契約者約23万5千人を対象に、商品特性を理解していたか調査する
・不適切契約1万7700件がゆうちょ銀の直営店
・不適切契約1891件は販売を委託する郵便局
このような問題が浮上してきました。
さらに、この問題の具体的な内容がこのように報道されています。
「貯金と誤認」苦情相次ぐ ゆうちょ銀投信 不適切販売 現場も問題視
https://www.nishinippon.co.jp/https://www.nishinippon.co.jp/item/n/543143/
こちらの記事によりますと、
・営業実績を稼ぐため解約と購入を繰り返させたりする営業が相次ぐ
・一旦解約したものの同じ郵便局で再び契約がなされ、200万円ほどあった預金はほとんどなくなる
・自宅に長時間居座られ、150万円分の商品を無理やり購入させられた
・貯金よりもうかると言われたが、マイナス41万円になった。信じていたのにだまされた
・元本保証されると誤認させる営業が平然と行われていた
こういった事が行われていたようです。
高齢者の皆様、十分にご注意ください。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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