【注意喚起】貴金属やブランド品、切手や着物などの悪徳訪問買取業者にご注意ください。
前回のコラムで株価下落と金価格について書きましたが、今回はその続きで「株価下落よりも気になっていること」について書いていきます。
経済のお話になるとアメリカ経済に目が行きがちですが、現在、もっと注目しておかなければいけない事があります。
それは、こういった見出しのニュースです。
「アルゼンチン、IMFに500億ドル融資の前倒し要請」2018/08/30
「トルコ、大幅利上げ 政策金利24%」2018/09/14
「イタリア:ギリシャの二の舞になるのか、財政案に危機感広がる」2018/10/9
このように、「もしかしたら通貨危機が起きるのではないだろうか…」と感じるようなニュースの見出しが毎月のように出ています。
これまでのコラムでも書いていますが、アメリカが利上げを行ったことにより、新興国から資金が引き揚げられ始めています。
そして、この資金引き上げが通貨安を呼び寄せ、新興国の金利上昇へと繋がっていっています。
何かをきっかけに通貨危機が起きてしまいそうな気がしています。
では、通貨危機が起きたとしたら金価格はどう動くのか、ですが、これはこれまでもこのコラムで書いていますが、金価格は、一旦、値を下げます。
なぜ金価格が下がるのかと言いますと、通貨危機が起きたことによってマネー(お金)が不足し、その不足を補う為に金(ゴールド)を売るからです。
ですので、危機直後には、一旦、金価格が下がります。
しかし、マーケットの混乱が続くと安全資産である金(ゴールド)が買われ、この結果、金価格は上昇に転じます。
皆さま、ここがポイントです。
くれぐれも、金価格が急激に下がったとしてもうろたえないようにしましょう。
リスクに強い資産が金(ゴールド)です。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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