忘れることから始めましょう
松山市内は雪が積もりませんが、南予の方はかなり積もっているようです。
今年は記憶に残る厳冬となりそうです。
さて今日は「株式市場と金価格」というお題です。
アメリカ発の株安の動きを受け、日本の株式市場でも株安となっています。
今回の株安、事の発端は「アメリカ経済が予想よりも良かった」という結果を受けてということですから、何とも難しいですね。
株の売買をやっている方の前では言えませんが、今回の株安の動き、あまり気にしなくても良いように思います。
ニュースなどでは、盛んにいくら下がったのかという金額ばかりを報道していますが、今回の株安、特に値を下げる理由など無いのではないかと思うわけです。
リスク回避の動きで株が下がっており…などと報道されていますが、そもそも現在のアメリカ経済は予想よりも良かった訳でして、不景気や景気減退へのリスク回避では無いのです。
加えて、マーケットが混乱しリスク回避の動きになってきますと、金価格が上がってくるハズですが、実際にはこのような動きになっています。
2018.2.5 金買取価格
純金 インゴット
¥4,940-
2018.2.6 金買取価格
純金 インゴット
¥4,930-
前日比-10円
アメリカでの金価格は上がっているようですが、為替が円高に振れており金価格上昇と為替で相殺されたカタチになっているということなのではないかと思っています。
また、もともと金価格の見えない壁5,000円/g付近で推移しているような高値水準でしたので、これ以上、そう簡単に上がらないという事も言えそうです。
本当の意味でのリスク回避なら金価格がもっと上がるハズですが、どうもそのような意味ではないのではないかと思う訳です。
という事で今回の株安、実態とは離れた所にある投資家心理が招いたマネーゲーム上でのリスク回避、という事なのではないでしょうか。
ですので、しばらくすれば騒動は収まると予想しています。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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