当店がSALEをしない理由

池田正一

池田正一

テーマ:質屋

9月に入り、ひと雨ごとに涼しく…なんて思っていたら、また夏の暑さが戻ってきましたね。
過ごしやすくなったなぁ、なんて感じるのはまだ先なのでしょうか。

さて、先日、このような質問を受けました。
「池田質舗さんはSALEとかしないんですか?」
このように聞かれると「していません」としか答えられないのですが、なぜ当店がSALEをしないかについてお話したいと思います。

当店では金やプラチナ、宝石貴金属の買取を行うと共に、ブランド品の販売も行っています。
この買取・販売が当店にとって営業上の大きな柱なのですが、このいずれについても「お客様に最大限利益を還元する」という方針で運営しています。

この方針は、先代より私へ代替わりしてから、一度もブレたことはありません。

ですので、まず販売についてですが、例えば「決算SALE最大30%OFF」なんていうフレーズを聞いたりしますけれども、当店の場合、元々「お客様に最大限利益を還元する」という方針で運営していますので、そもそも値引き出来るような利幅が全く無いのです。

極端に言えば、他店様が当店と同じ様な事をした場合、経営が成り立たなくなる程の利益計算で運営を行っていいるのです。

またこの事は買取の方ですと、さらに如実に現れます。
例えば、当店では喜平のネックレスやブレスレットを毎月多数買い取らせて頂いています。この喜平のネックレスやブレスレット、以前コラムにも書きましたが、二面、六面、八面など編み方に種類があります。付け心地や見た目を考えた場合、二面よりは六面、六面よりは八面の方がグレードが上がっていき、結果として、販売価格は変わって(上がって)きます。

しかし当店では、二面であれ、六面であれ、八面であれ、その査定根拠にかわりはありません。あくまでも、1gいくらで計算します。

でも本当は、宝飾品としての価値が二面よりは六面、六面よりは八面の方が高くなるのです。ですので、買取業者によっては、喜平の種類によって買取価格が変わって(下がって)くる場合があります。
ですので本音は、二面は安く買い取らせて頂きたい…という気持ちがあるのですが、そこはグッと我慢して、二面も六面も八面も査定根拠を全く同じにしています。



当店は、やせ我慢してでも「お客様に最大限利益を還元する」この方針でこれからも運営を続けます。



それではまた、次のコラムでお会いしましょう。





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池田正一
専門家

池田正一(鑑定士)

有限会社池田質舗

当店では、金の買取・プラチナの買取に非常に力を入れております。金やプラチナの買い取り価格は、地域No.1の買取価格で買い取る事を宣言します。また、金やプラチナの買取に際して手数料等は一切頂きません。

池田正一プロは愛媛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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