バーバリー

池田正一

池田正一

テーマ:時事ネタ

さて、今日のコラムですが、「バーバリー」についてお話したいと思います。

このような記事がインターネットに上がっていました。
http://money.jp.msn.com/news/toyokeizai-online/三陽商会はなぜバーバリーを失ったのか-屋台骨喪失の内幕と、激化する跡地争奪戦-1

バーバリーと三陽商会のライセンス契約が終了するようで。

記事にも出ていますが、バーバリー、バーバリー・ブルーレーベル、バーバリー・ブラックレーベルというようなブランド展開をしていました。

ざっくり言うと、
バーバリー・・・バーバリー本体。元のブランド。
バーバリー・ブルーレーベル・・・主として、18-25歳までの女性をターゲットにしたブランド。価格を少し下げて展開。
バーバリー・ブラックレーベル・・・主として、25歳から35歳向けの男性をターゲットにしたブランド。価格を少し下げて展開。
このようなブランド展開をしていたと思います。

また、これらに加え、
バーバリー・ブリット・・・デニム&アウターライン。
などもブランド展開していたと思います。

さらに、これらの展開は、「ライセンス物」の展開ですので、バーバリー本体が展開する「インポート物」のブランド展開が、ライセンス物の展開とは、また別にあるのです。

と、まぁこのように、少しややこしいブランド展開になっていたのでしょうね、おそらく。

なので、記事に出ているように、
「「バーバリー」を冠するブランドは2015年7月以降、英バーバリー本社が日本法人を通じて直営展開するのみ」
という方針に切り替えたのでしょう。



また、これは以前のコラムでもお話しましたが、有名ブランドの競争は、我々消費者が思っている以上に、熾烈な競争となっています。

世界の有名ブランドグループは、
・LVMH(モエ ヘネシー ルイ・ヴィトン)(仏)
・PPR(ピノー・プランタン・ルドゥード)(仏)
・Richemont(リシュモン)(スイス)
という3つのグループが挙げられます。


これらの高級ブランドグループが競い合っており、これに加えて、独立系と言われるブランドがさらに競争に加わります。

独立系ブランド・・・エルメス、シャネル、プラダ、アルマーニ、ティファニー、ラルフローレンなど



元のバーバリーのお話に戻りますが、このような激しい競争の中で、なんとなくややこしいブランド展開をしていたバーバリーは、戦略を改めざるおえなかったのでしょう、たぶん。

で、バーバリーが今後どうなっていくかというと、とにもかくにも、まずは、価格が上がるのでしょう、きっと。
同じバーバリーと冠する商品で、かなり価格差を感じる商品展開となっていましたから、まずは、この価格差を是正すると思われます。
このコラムでも何度も触れていますが、欧州有名ブランドは、値上げすることはあっても、値下げすることは、めったにありませんから。

今後、バーバリーがより魅力的なブランドとしてやっていけるのか、はたまた、日本でのシェアを失ってしまうのか…。
いち消費者として、楽しく見守りたいと思います。



いかがでしたでしょうか。

バーバリー・ブルーレーベル、ブラックレーベルは、2015年秋以降、バーバリーの名前が外れるようです。

ということは、バーバリーの名前は付いている今が買い時でしょうか。
それとも、無くなっていく派生ブランドは、買わないべきでしょうか。

買うか買わないかは、あたな次第です!

なんか、テレビ番組のキメセリフみたいになってしまいましたね笑


少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。







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