鑑定書と鑑別書って何が違うの?!
さて、第25回のコラムですが、「珍しい? 〜着物の買取〜」についてお話したいと思います。池田質舗では日々たくさんの買取を行っています。その買取の中でも珍しいのが「着物の買取」です。
愛媛県下で貴金属や宝石、ブランド品の買取を行っている所はたくさんありますが、着物の買取を行っている所は少ないと思います。
振袖や訪問着などはもちろん、附下げや留袖、色無地、小紋、紬、銘仙、羽織、などの買取も行っております。
また、着物の産地として有名な西陣織や結城紬、宮古上布などの着物は高価買取が期待出来ますので、タンスの肥やしになってしまっている着物がございましたら、一度、査定にだしてみては如何でしょうか?
それから、これは大事なポイントなのですが、着物や着物の帯の証紙をお持ちの場合は、必ず着物と一緒に持って来て下さい。査定価格に大きく影響しますので、ぜひお忘れないようにお願いします。
さて、有名どころの着物を簡単に説明してみます。
<西陣織>
西陣織(にしじんおり)とは、京都の先染め織物をまとめた呼び名。西陣とは、応仁の乱の時に、西軍が本陣を置いたことに由来する京都の地名です。 行政上の区分は特にありませんが、この西陣織の着物を生産する業者がいる地区は、京都市街の北西部となっており、「上京区」「今出川通」「大路通」「堀川通」「千本通」あたりに多い。
<結城紬>
結城紬(ゆうきつむぎ)とは、茨城県や栃木県で主に生産されている絹織物。単に「結城」とも呼び、国の重要無形文化財に指定されています。細かい縞・絣が特徴の「最高級品」が主流です。元々は堅くて丈夫な織物でしたが、絣の精緻化により、糸が細くなり、現在では「軽くて柔らかい」という評価が定着しています。
<宮古上布>
宮古上布(みやこじょうふ)は、沖縄県宮古島で生産される上布と呼ばれる麻織物の一種。一反(いったん)織るのに2ヶ月以上かかる上布の最高級品であり、「東の越後、西の宮古」と呼ばれるほど、日本を代表する織物です。国の重要無形文化財に指定されています。
いかがでしたでしょうか。
身近なようであまり知らない「着物」
晴れの日以外はあまり来ませんね。
文字通り「晴れ着」ですからね。
最後はちょっとダジャレっぽくなっちゃいました(笑)。
少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。
有限会社池田質舗
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