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池田正一

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コラム

腕時計物語

機械式腕時計

2012年11月8日 / 2013年10月9日更新

さて、第26回のコラムですが、「腕時計物語」についてお話したいと思います。今回は簡単な読み物ですので、お茶でも飲みながら気軽にお読み下さい。

〜カルティエ編〜
皆様、カルティエと聞くと何を連想しますか?たいていはバッグや財布などの宝飾品を連想されると思います。しかし、カルティエは、実は世界で初めて腕時計を作ったメーカーなのです。
カルティエが腕時計を作るきっかけは、1903年まで遡ります。飛行家のアルベルト・サントスから「飛行機の操縦中は、時計を確認出来ない」と相談されたのがきっかけです。当時の時計は懐中時計を指しており、まだ腕時計は作られていませんでした。そこで、相談を受けた3代目カルティエこと「ルイ・カルティエ」が飛行機の操縦桿から手を離さずに時計を確認する事が出来る時計、「腕時計」を世界で初めて発明しました。これが現在でもカルティエの定番の腕時計となっている「サントス」です。サントスという商品名の由来は、飛行家のアルベルト・サントスから来ていたのですね。

〜オメガ編〜
30代までの男性に高い人気を誇る「オメガ」。このオメガのブランド名を高めた出来事と言えば、やはり「月に行った腕時計」という事ではないでしょうか。1965年アメリカのNASAは、オメガのスピードマスターを公式に宇宙飛行士が身につける時計と定めました。このスピードマスターは、1965年ジェミニ4号によって初めて宇宙空間へと旅出します。そして、1969年の月面着陸へと繋がっていきます。
NASAの宇宙飛行士用の腕時計の認定基準に「手巻き式腕時計」という基準があるそうです。自動巻きだと無重力環境下ではうまく動作しない可能性があるからなんだそうです。また、クォーツは電池切れの心配があるので却下されるそうです。このようなNASAの基準を守る為かどうか分かりませんが、スピードマスターは今でも手巻きを採用し続けています。

〜ロレックス編〜
間違いなく一番人気のある腕時計は「ロレックス」です。池田質舗では日々買取を行っていますが、高額買い取りランキングを1位から5位まで独占する程の人気を誇っています。ロレックスは1905年に設立されましたが、この設立年を見ると、時計メーカーとしては後発の部類に入り、スイスのメーカーなどには、もっと老舗のメーカーがたくさん存在します。
と、このように後発のロレックスですが、ロレックスのブランド名を一気に高めるきっかけとなったのが、1927年にメルセデス・グライツという女性がドーバー海峡を泳いで渡りました。このとき身につけて泳いだのがロレックスの腕時計でした。ドーバー海峡を泳ぎきるのに15時間15分かかったそうですが、この15時間の間、ロレックスの腕時計は海中で動き続け、ロレックスの防水性能の高さを証明するきっかけとなりました。

〜ブライトリング編〜
若い男性に人気のある「ブライトリング」。ブライトリングのラインナップのうち、約8割がパイロットウォッチなのですが、この辺が若い男性の心をくすぐるのではないでしょうか。
このブライトリングの名前を高めるきっかけと言えば、クロノグラフ、だと思います。ブライトリングは世界で初めて「腕時計型クロノグラフ」を発明しました。ここで言う「クロノグラフ」とは、「時刻を示す通常の時計に、時間間隔を測るストップウォッチの機能が備わったもの」を指します。ブライトリングは世界で初めてストップボタンやリセットボタンを付けたクロノグラフを作ったのです。

いかがでしたでしょうか。
腕時計が1903年まで世界に無かったなんて、ちょっと信じられませんね。
まして、あのカルティエが世界初の腕時計を作ったなんて…。
カルティエの腕時計の名前がなんとなく男性っぽいのが、これで納得出来ますね。

少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。

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