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コラム

【IT】IT関連の資格

2021年7月2日

テーマ:IT・情報処理

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: ITマネジメント

IT関係の資格の紹介になります。ちなみに筆者は令和3年度春期情報処理技術者試験(高度試験)の1つ、ITストラテジスト試験(ST)に合格できました。

令和3年度春期情報処理技術者試験(応用情報技術者試験、高度試験)及び情報処理安全確保支援士試験の合格者を発表
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20210625_1.html

IT関係の資格は膨大にあります。特にベンダー資格と呼ばれるものを含めると膨大な数になります。
例えば、アマゾン社の「AWS認定」等です。
これらすべての紹介は無理ですので、筆者取得済みの資格関係に絞って紹介しようと思います。



情報処理技術者試験

情報処理技術者試験は、国家試験です。
情報処理の促進に関する法律」で定められている制度であり、「経済産業大臣は、情報処理に関する業務を行う者の技術の向上に資するため、情報処理に関して必要な知識及び技能について情報処理技術者試験を行う。」と定められた制度です。

IPA情報処理推進機構 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験
https://www.jitec.ipa.go.jp/

「情報処理技術者試験」というのは複数の試験の総称・通称です。試験・資格はレベル・専門により13に区分されています。
試験区分一覧
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html

レベルが「1」乃至「4」の4段階に分かれており、最高のレベル「4」の試験をまとめて「高度試験」と呼んでいます。
基本的にレベルが高くなるほど合格率が低くなり、いわゆる難易度が高くなる試験制度です。
「シラバス」に記載されているレベルで分けると下図の通りになります。

G検定/E資格

一般社団法人日本ディープラーニング協会(Japan Deep Learning Association JDLA)による
ディープラーニングに関する知識・能力を認定する試験です。民間試験です。
https://www.jdla.org/certificate/
正式には「ジェネラリスト検定」と「エンジニア資格」という名称ですが、「G検定」、「E検定」と呼ばれている場合が多いと思います。
簡単に言えば人工知能(AI)に関する検定・資格です。

個人的には情報処理技術者試験がIT全般に対し、G検定がAI特化の資格という位置付けだと思っています。
上記の通り、IT関係の資格は民間資格も含めると膨大な数があり、その内容は様々です。
どの資格が良いかは一概には難しいので、資格取得により認定されたいスキルに合わせて取得するのが良いです。
どちらの試験もITの基礎~応用を問う試験になります。言い換えるとIT分野の知識があることを前提に試験をします。
どちらの試験も独占業務はなく、IT知識を証明するものとなります。
筆者の経験上、この分野ではどちらの資格も業界の方ならば聞いたことがある程度の知名度はあります。また、IT分野に限られず、技能・サービスのレベルを見える化するは無形物を扱う上での典型的なマネジメント手法の1つです。
IT関係資格の取得でITスキルを見える化させるというのを考えてみるのはいかがでしょうか
以上

この記事を書いたプロ

坪井央樹

弁理士・中小企業診断士の資格を持つ知財関連の専門家

坪井央樹(武和国際特許事務所)

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