サッカー日本代表オフィシャルスーツに見るイメージ戦略
いつもコラムをお読み下さって、ありがとうございます。
(社)ジャパン・パーソナル・ブランディング協会認定イメージコンサルタント、ビジネスマナー講師の城戸景子です。
千葉に住んで、もう20年弱になる私ですが、生まれも育ちも関西です。
関西では、子供から大人まで、その見た目を褒める時によく使う言葉にこのようなものがあります。
「賢そうに見えるわ」
思い返すと、「賢そう」というのは、関西人にとって最大級の褒め言葉のひとつではないかと思います。
同様に、ビジネスパーソンを含む大人にとっての(これは全国区ですよ)褒め言葉は、
「エレガント」です。
「エレガント」は、上品で優美なさまを表します。
確かに上品だと言われると、とても嬉しいもの。
品がいいかどうかは、もっとも気になる点ではないでしょうか。
「エレガント」は、長い服装の歴史の中でも、着こなしに求められる永遠のテーマと言えます。
では具体的に「エレガント」は、どのように表現できるのでしょうか。
エレガントなイメージ作りには、シンプルでシックに装うことです。
つまり“too much”にならないということ。
ごてごてと飾り過ぎは、エレガントからはかけ離れたものです。
エレガントはシンプルなものなのです。
男性も女性も、“too much”= ○○し過ぎていないか をチェックしましょう。
自分の色合わせがうるさすぎないか。
何色も使っていないか。
柄と柄のコーディネートをしていないか。
アクセサリーを始めとする装飾品が多すぎないか。
1.色使いは多くとも3色までにする。
2.柄と柄は合せない。
3.出かける前に、玄関の鏡で全身をチェックして、いらないものをはずす。
まずはこの3つのルールを実行するだけで、ずいぶんと印象が違ってきます。
19世紀のファッションリーダーとして知られるイギリスのボー・ブランメル卿は、
「振り返られるような着こなしは失格」と言いました。
大人が求めるべきエレガントな着こなしは、上質な素材を使用したシンプルさで実現するものなのです。
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