余裕で受ける人がいるだろうという勘違い。

熊谷修平

熊谷修平

テーマ:大学受験で大切なこと

こんにちは。Professional-Teacherです。

2月に入りましたね。

受験シーズン到来です。

受験生のみなさん。最後の詰め、勉強の進み具合はどうでしょうか?

「ちょっと不安です。」と言う人。手を上げて!

はい。手があがらない人は、今の時期、誰もいません。

え?冗談だろって?
もっと余裕のように見える人もいるって?

いえいえ。受験ってそういうものですから。

だって、未来が見える人は誰もいませんよね。
だから、不安はみんな同じ事。

誰一人として、平気な顔をしている人だって、内心ドキドキ・・。不安だらけ。

それが当たり前。
でも、そんな中だけれど、自分は自分らしく、落ち着いて、自分はどう対策をしていくのか?
そういう中で、どれだけ最後まで自分の戦いが出来るのか?前に進めるのか?
そうやって、最後まで頑張れた人が勝つんです。

そういう戦いなんです。

浪人生なら、時間が長くあるのだから、余裕だろ・・?
進学校なら、出来るはずだ?

いえいえ。誰がそんな事決めたんですか?

ただの妄想ですよ。
そもそも、そんな人見たことあります?

Pro-Tは10年以上やってきましたし、合格も多数させてきましたが、
見たことはありません。

本当の戦いというのは、レベルが高いところを目指していればいるほど、
余裕なんてないもの。

ましてや早稲田大学や慶応大学、東京大学なんてところを目指している人ならば、
それが当然。
だって、誰もが瀬戸際の問題と戦っているんですから。

入試は、決して100点を目指すようなテストではないんです。
「落とすための試験」なんです。

必死に前を向き、顔をあげ、歯を食いしばって前に進む。
それが勝つ唯一の方法。

それがどれだけできたかで決まるんです。

(あ、もちろん、「やるべき事をやっていない」人は、まずそこから。
 それをやった上での事であるのは当然です。勝負事ですからね。
 必ず攻略方法はあるんです。)

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◆今回のテーマ=「余裕で受ける人がいるだろうという勘違い。」
◆今回のポイント!
●編集後記
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今日は、この時期であればなおさらですが、このテーマ。

知っていても重要なので、お伝えします。


みなさんの大きな勘違いを正してみたいと思います。

みなさんは、合格者に対して、どういうイメージを持っていますか?

大学受験で合格した人=しっかりPlanをこなし、やるべきことはすべてやり、
           問題はすらすら解いて、自信がめちゃくちゃあって
           当日は余裕で解いて合格した人。

どうやら、現役生・浪人生に限らず、こういうイメージが強いようです。


見たことありますか???
少なくても10年以上指導してきたProfessional-Teacherは、見たことはありません。

もちろん、大学受験会場でも。

勝負事というのは、何事もそうですが、余裕で勝つなんて人はいないんです。
いつも、そしてどんな場面も、常に必死。
そこに余裕なんてありません。

「やることはやったけれど、最後まで不安」

それが、頑張った人であってもベストなはずです。


リポーターが、尋ねたある質問

「余裕勝ちでしたね。」
「いやぁ。それは見ている方はそう見えるんです。やっている方は、必死ですよ」

あるスポーツ選手の言葉です。

決して、嘘は言っていません。


何かを成し遂げる。
ましてや、高いレベルを目指しているとなれば、その勝利に四苦八苦するなんて事は
当たり前。

現実は、もっとシビアなものなんですよ。

そのスポーツ選手が残した偉大な功績の裏には、ものすごい努力と苦労があったんです。
そして、その勝負時も、本当に必死でした。



考えても見てください。

どんな簡単なテストでも、100点を取ってくださいといわれたら、真剣に
やらなければ取れない。

ケアレスミスも許されないからです。

つまり1点を落とさないように、という試験で、どうして余裕で受けられるんですか?
小学生の掛け算のテストでも同じくらい真剣にならなければならないはず。

ましてや人ですからね。
完璧なんて事は程遠い。それが普通。

入試は、1点を争う大舞台。

そんな時に余裕でいる人がいたら、最初から低い山にしか登っていないか、諦めているか、
もしくは、まったく相手が見えてない人。

そうじゃなくて、「俺は、東大とか早稲田なんか余裕だぜ」という人がいたら、
是非、Pro-Tにメールを下さい。

確かめてあげます。(笑)


いいですか?
低い山に登っているわけじゃないんです。

勝負事というのは、必死にやってあたり前。

自分なんてまだまだだ・・と思って当たり前なんです。


世の中では、これから先、そういう相手と戦う事はとてもある。
そんな時、余裕で戦える戦いなんてない。
もしそうなら、先程言ったように、それは成長している戦い方をしていない証拠。
自分で出来る精一杯の事で挑戦しようと頑張るならば、余裕なんて決してなくて当たり前なんです。

勝負ごとというのは、そういうもの。


そして、そんな時、大事な事は、なんでしょうか。

それは、

「その中で、どれだけ進めたのか?」
「その中で、当日まで、あきらめずやれたのか?」

受験生なら、赤本を見て、解いてみて、「解けない~。だめだー」と言ってみたりする。
でも、マイナス思考で生まれるものは、何もありません。

どうせ赤本を持っているのならば、赤本の最初のほうに載っている「合格体験記」を
見てみましょう。

なんて書いてあります?????

「最後まであきらめないこと」
「自分を信じたから合格できた」
「最後までがんばったことが合格につながった」
「受かるとは思ってなかった」

そんな言葉ばかりが並びます。

「余裕でした」
「完璧にできました」
「ちゃんとやれば、合格は簡単」

そんな言葉、どこにもありません。


実は、これは当たり前なんです。
勝負事というのは、がむしゃらに必死にやって初めて勝つことができるものだから。

余裕でいるような人には、スキがありまくりだから、勝負に勝つことは難しいのです。

先ほどの例で、100点をとれという場合も、たとえ小学生の問題だって、真剣に
やらなきゃ、どこかで間違える。

余裕で解いている人が、間違える可能性は高いんです。

Professional-Teacherが指導してきた多くの受験生も、11月A判定とった人で
余裕だったと思われた人が落ち、11月E判定だった人が必死にやって合格したパターン
はいくつも見てきた。


2月。
勝負の2月ですが、まだ終わってない。

合否を決めるのは、向こうで、こちら側ではありません。
こっちがするのは、ただがむしゃらに、当日まで必死にやること。

自分の限界に挑んでみてください。
そして、決してあきらめないこと。

これから先。
自分で「まだまだやる!」と思った人が勝つ戦いです。

Professional-Teacherがついています。

最後の最後まで、自分の扉を睨みつけ、こじ開ける!!

そんな人になって下さいね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●編集後記


大学受験という戦いは、多くの人にとって、初めての大きな壁です。

人は、壁をクリアすることで、大きなことを学び、成長することができますが、
この壁は、その第一番目の壁と言える。


「大学受験の鉄則」でも書いていますが、その壁を突破するためには、それなりの
苦労と方法が必要です。

人として試される事もある。


でも、その壁をしっかりと突破した人だからこそ、その先の人生においても、
自分が望む多くの事が手に入り、自分の道を歩めることも確かです。


何かを得るための苦労。

ある意味、壁はチャンス。
自分が成長し、何かを得られるチャンス。


大学受験は、決して楽じゃないし魔法があるわけでもありません。
でも、人生で大きな何かを達成するという事。
それを自分の力でやれるという大きなチャンスでもでもあるという事。

最後まであきらめない。

自分なりの戦い方を最後までしてみてください。
きっと得られるモノがあるはずですよ。

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     =勉強には、しっかりと上がるためにのやり方がある。
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「合格への道」は、Professional-Teacherが作る。

 君は、合格を目指し、諦めずに走る事。それが唯一の約束。

 最後の最後まで一緒に頑張っていこう!!

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