意外とかかる!? 住宅ローン借換え時の諸費用
最近は、住宅ローンの商品も多様化し、変動金利なら超低金利の商品が目立つようになってきました。
変動金利というと、文字通り金利が変動するわけですから、心配だと考える方もいると思います。
確かに、今は超低金利ですので、今後「金利が上がり、返済金額が増えるかもしれない」というリスクはあります。では、それがどのくらい危険なことなのか、詳しく見ていきましょう。
考察その① 金利はいつ上がるのか?
その答えは誰にも分かりません。ただ、住宅ローンの変動金利は、日銀の政策金利に影響を受けていると言われており、1995年以来ずっと低水準が続いています。逆に言えば、日銀が金融緩和政策を継続している間は、住宅ローンの変動金利も上がらない、とも考えられます。
考察その② 返済金額はどのくらい上がるのか?
住宅ローンの変動金利商品には、急激な返済金額の増加によって返済者が窮することがないよう、「5年ルール、125%ルール」というものが設けられているものが多いです。
□5年ルール・・・どんなに金利が上昇しても、5年間は返済金額を据え置くというもの
□125%ルール・・・どんなに金利が上昇しても、5年ルールの後の返済金額は1.25倍までしか上がらないというもの
いくら急激な返済金額の変動を抑制するルールがあっても、今まで10万円の返済だったものが12万5千円に上がるとしたら、やはり危険と感じるかもしれません。
では、金利の変わらない固定金利ならリスクはないのでしょうか?
答えはNOです。
固定金利のリスク、それは「金利が上がらない場合、変動金利よりも多く返済し続ける」というものです。
3,000万円35年の住宅ローンを変動金利0.4%、固定金利1.3%組んだ場合をざっと比較してみると、金利が上がらなかった場合、毎月の返済金額で約1万2千円、トータルで約5百万円も固定金利の方が多く利息を支払うことになります。
いかがでしょうか?
ここでは安易に変動金利で住宅ローンを組むことをお勧めしているわけではありません。変動金利には金利上昇、返済金額増加のリスクがありますので、少しでも返済金額が上がってしまっては生活がままならない、という方は変動金利で住宅ローンを組むべきではありませんし、性格的に金利がいつ上がるか、いつ返済金額が上がるかが不安で耐えられない、という方も変動金利を選ばない方が安心して暮らせることでしょう。一方で、固定金利にもリスクはありますので、変動金利で十分に超低金利の恩恵を享受しつつ、金利上昇リスクに備え、着実に貯蓄をしていくことができる方は、変動金利でもそれほど危険と感じることはないのではないでしょうか。
住宅ローンソムリエ(R)では、金利が上昇した場合の返済シミュレーションやその対応策についてもご提案しています。詳しくはぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。
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