【第2回】講談社ウェブマガジンに記事が掲載されました
「近いうちに住宅ローンを借換えたい!」とお考えの方へ、借換え前に気を付けたい事をまとめました。
以前にお話した「住宅ローンの借換えが出来ないケースは?」に通じる部分もありますので、併せてご覧頂ければと思います。
住宅ローン借換え前にやってはいけない事
1. 転職・起業や独立
2. ローン返済の滞納
3. ローンを増やす
4. キャッシング枠を増やす
5. 繰上げ返済をする
まずは、何度もお話しているように、住宅ローン借換え前に「転職・起業や独立」をするのは避けた方が良いでしょう。
「継続して」「安定した」収入があるかどうかを、金融機関は審査時に必ず確認します。
当然ながら「ローン返済の滞納」もNGです。
これは住宅ローンだけでなく、車等のローンも当てはまります。
特に借換えの直前の滞納は、信用力・返済能力の面で厳しく見られてしまう可能性がありますので注意しましょう。
「ローンを増やす」事は、返済負担率を上げる事になります。
(返済負担率については「購入時とは違う!住宅ローン借換え時の審査基準」をご参照ください)
住宅購入時よりも年収が上がっている場合は、返済負担率の変化が少ないかもしれませんが、出来るだけローンを増やすことは避けた方が良いでしょう。
「ローンを増やす」だけでなく「キャッシング枠を増やす」事にも注意が必要です。
金融機関によって異なりますが、実際にキャッシングを利用していなくても、キャッシング枠を持っていること自体が審査に影響する場合があります。
最後に気を付けたいのは「繰上げ返済をする」事です。
「なるべく繰上げ返済をして元金を減らしてから借換えをしよう」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに元金が減るのは悪い事ではありませんが、「繰上げ返済をする」という事は「手持ち資金(=現在の資金力)が減少する」という事です。
無理に繰上げ返済をして元金を減らすよりも、手持ち資金に余裕がある状態で借換えをした方が、審査の面でもご自身の気持ちの面でも安心ではないでしょうか。
それでも元金をなるべく早く減らしたいという時は、借換え時の頭金(内金)として使う事を検討されてはいかがでしょう。
ご参考になれば幸いです。
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