購入時とは違う!住宅ローン借換え時の審査基準

中村諭

中村諭

テーマ:住宅ローン

住宅ローン新規融資(住宅購入)の時と、借換えの時では審査基準が少々異なる事をご存知でしたか?
住宅ローン借換えの時は、担保評価(不動産評価)よりも個人評価を厳しくみる傾向にあります。
なぜかというと、基本的には不動産の建物部分は新築1年目から担保価値が徐々に下がっていき、
住宅ローン借換え時にはローンの残債よりも担保価値が低くなっている可能性がある為です。
担保評価を上回る融資をする可能性がある為、個人評価を厳しくしてバランスを取っている形ですね。
それでは、個人評価において具体的にどういう点をチェックされているのかこちらでお話していきたいと思います。

1. 現在の勤続年数

勤続年数は、「継続して安定した収入があるか」判断されるポイントになりますので、
もし現在、転職して間もない場合は、最低でも1年勤続してから借換えに臨む方がベターです。

2. 住宅ローン以外のローンを新たに借り入れているか

車のローンやリフォームローン、教育ローンなど、ローン(=借金)が増えているかどうかもチェックされます。
そして、すべてのローンを合計して、現在の年収における返済負担率を計算します。
返済負担率とは、ローンの支払いが年収の何%を占めているかという事です。
金融機関の基準の返済負担率を超えてしまうと、審査に通りにくくなってしまいます。

3. ローンの返済に遅れはないか

前述の返済負担率は勿論の事、ローンの返済に遅れはないかどうかもチェックされます。
「ローン」と名のつくもの以外にも、クレジット払いや携帯電話の分割支払いについてもチェックされることがあるので注意しましょう。

4. 健康状態

多くの金融機関では住宅ローンの借入れ条件として、「団体信用生命保険(以下:団信)に加入できる事」を挙げています。
住宅ローン借換え時は、借換え先の金融機関で新たに団信に入り直す事になります。
「団信加入不可=ローン借入れ不可」という事ですので、健康状態が住宅購入時と異なる場合は注意しましょう。

以上のような点を金融機関はチェックします。
金融機関によって審査基準の詳細部分は異なりますので、一度審査に通らなかったとしても
別の金融機関では通る可能性がありますので、諦めずにチャレンジしてみてくださいね。
もしご自身での借換えが難しそうであれば、弊社にご相談ください。
ご参考になれば幸いです。

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ローンの借り換え・銀行交渉を事業として行うには、貸金業免許の取得(金融庁への登録)が必要ですが、
弊社は、金融庁登録済み[千葉県知事(1)第03882号]のFP事務所ですので、安心してご相談ください。
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弊社は「住宅ローン・アパートローン」に関して、法律を正しく遵守したいFPや税理士さんからのご依頼も多数ある、「融資媒介を業とする」FP事務所です。

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中村諭
専門家

中村諭(ファイナンシャルプランナー)

住宅ローンソムリエ(R)

実績18年の経験と金融機関とのパイプを生かして、お客様ごとに異なる住宅ローンの悩みや希望に親身にお応えします。金融機関のリストアップから借換えの実行支援まで、お客様の笑顔のため最善を尽くします。

中村諭プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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