自分に合うタイプは?住宅ローン借換え時の金利の選び方

中村諭

中村諭

テーマ:住宅ローン

前回は、住宅ローンの金利タイプについてお話をしました。
「どれを選びますか?住宅ローンの金利タイプについて」

今回はそれを踏まえて、住宅ローン借換え時の金利の選び方についてお話したいと思います。
金利選びは、単純に金利差だけでなく、「住宅ローンの残債」「残り期間」や「今後のライフプラン」「借換えに対して何を重視しているか」等トータルで判断する必要があります。
おおまかではありますが、それぞれの金利タイプに向いている志向をまとめてみました。
あくまで一例なので、皆様の金利選びの参考としてご覧になって下さい。

変動金利向きな方

・毎月の返済額を出来る限り下げたい
・今後、金利が上昇しても対応できる経済的余裕がある
・積極的に繰上げ返済をしていく予定がある
・ローンの残債が少ない、残り期間が短い
・金利情勢に柔軟に対応できる(固定金利への切替え等)

全期間固定金利向きな方

・金利が変わらない安心感が欲しい
・ローン管理が楽な方が良い
・安定した状態でコツコツ返済していきたい

固定期間選択金利向きな方

・低金利の恩恵を受けつつ固定金利のメリットも欲しい
・固定期間終了後に改めて金利選択をするのが苦ではない
・固定期間終了後の残債が少ない、残り期間が短い
・固定期間の間に手持ち資金を増やし、期間終了後に繰上げ返済をする予定

いかがでしたか?ご自身に合った金利タイプは見つかりそうでしょうか?
皆さん一人ひとりの状況が異なる為、確実な正解を申し上げる事は残念ながら出来ません。
皆さんの納得できる選択のお手伝いになれば幸いです。

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中村諭
専門家

中村諭(ファイナンシャルプランナー)

住宅ローンソムリエ(R)

実績18年の経験と金融機関とのパイプを生かして、お客様ごとに異なる住宅ローンの悩みや希望に親身にお応えします。金融機関のリストアップから借換えの実行支援まで、お客様の笑顔のため最善を尽くします。

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