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中村諭

家族の笑顔を支援する住宅ローンのセカンドオピニオン

中村諭(なかむらさとし) / ファイナンシャルプランナー

住宅ローンソムリエ(R)

コラム

どれを選びますか?住宅ローンの金利タイプについて

2018年5月3日 公開 / 2019年1月24日更新

テーマ:住宅ローン

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: 住宅ローン 借り換え住宅ローン 固定金利住宅ローン 審査

住宅ローン借換えにおいて、皆さんが一番気になるポイントといえばやはり「金利」ですよね?
こちらでは、住宅ローンの金利についてお話していきたいと思います。
金利は、大きく分けて2種類あります。「変動金利」と「固定金利」です。

変動金利

変動金利は、文字通り金利が変わっていきます。6か月ごとに金利の見直しが行われるのです。
そう聞くと、6か月ごとに返済額が変わるのかと思われるかもしれませんが実は違います。
金利の見直しは6か月ごとですが、毎月の返済額の見直しは5年ごとになります。
さらに、新しい返済額は、それまで支払っていた返済額の1.25倍以内の金額となります。
(※金融機関によってはこのルールを適用していない場合がありますので、ご自身でもご確認をお願いします。)
返済額の上昇に上限があるのは、有り難いですよね。
但し、仮に金利が急上昇して利息が増えた場合、毎月の返済額には元金よりも利息が優先して充当される為、
元金がなかなか減らなくなるという事態も起こり得ますので注意しましょう。

固定金利

固定金利には、「全期間固定型」と「固定期間選択型」があります。

全期間固定型は、借入れから返済終了まで金利が変わりません。
金利上昇の影響を受けない点はとても魅力的ですが、裏を返せば金利低下の影響も受けない事になります。
超低金利時代に突入する前に、このタイプで住宅ローンを組んだ方は、借換えメリットがあるかもしれません。

固定期間選択型は、3年・5年・10年・20年等、金利が固定される期間を選択できるタイプです。
金融機関によって固定期間の種類は多少変わります。
選択した固定期間が終了した後は、新たに固定期間を設定するか、変動金利を選択する事になります。
その時の金利情勢によって新たな返済額が大きく変化する可能性がありますね。

金利の高さは、変動<固定期間選択<全期間固定 が一般的です。

このように、金利タイプも様々あり、メリット・デメリットもそれぞれです。
金融機関によっては、複数の金利タイプを組み合わせた「ミックス金利」も可能ですので、選択肢はさらに広がります。
皆さんには、ご自身の借入金額や借入期間、今後の金利予想だけでなく、何を優先してローンを組むか
(とにかく支払総額を少なくしたい・金利が変わらない安心感が欲しい等)をトータルで考えて、納得できる選択をして頂きたいと思います。
ご参考になれば幸いです。

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中村諭

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