行動指針2 人は何のために働くのか
行動指針8(礼)
人の世に秩序を与える礼儀礼節は、仁を実践する上で大切なことです。
親や目上の人に礼儀を尽くすこと、自分を謙遜し、相手に敬意を持って接することが礼、場合に応じて自分を律し、節度を持って行動することが節といえます。
礼と言えば、三国志。
礼節を尽くして人を訪ねるという意味の「三顧の礼」という故事があります。
この言葉の元は、三国志でした。劉備玄徳は、戦いで優位に立つために、優秀な軍師として諸葛亮孔明を迎えようと考え、彼の草庵を訪れますが、一度目、二度目の訪問時は留守のため会うことができず、三度目、長いこと待った末にようやく会うことがかないました。その後諸葛亮は、自分が劉備のために奔走することになったのは、劉備が自分を目下とみなさず、礼を尽くして何度も訪ねてくれたからだと語ったそうです。
礼儀をわきまえる心
礼を尽くす心
感謝
礼節
謙虚さ
礼儀
社会秩序に従い、人を敬うこと
これらが「礼」ですね。