広くて浅い不動産知識とその光明@台風18号
こんにちは、マリブ不動産コンシェルジュの石田です。
先日、お客様と一緒に、中古戸建ての内見に行ってきました。
お客様がネットで探した物件で、LINE経由で「コレ見たいです~」とリクエストがあり、一緒に見て来ました。
今回内覧した物件は、千葉県長生郡にある木造の平屋です。
平屋とは、1階建ての住宅のことです。
築30年くらいで、500万円台、内装もまだまだ使える感じでした。
お客様から事前に「現地を見て問題なければ買うわ~」と聞いていましたので、ご本人は買う気満々です。
外壁は無補修のようで、パネルの表面が、ちょっとポロポロしていました。
でもまぁ、コレは塗装で何とかなりそうなレベル。
そして玄関を開けて室内へ。
お客様「あ、いいねいいね、ぜんぜん使える。クロス張り替えれば問題なし」。
石田「ん?廊下の床、ちょっと傾斜してたりしてません?
ホラ、奥の方に向かって、ちょっと下がっていってる感じしません?」
お客様「え?傾いてるの?ホント?」
石田「正確にはビー玉とかレーザー水平器で測ればわかりますけど、おそらく廊下の床、奥に向かって下がっているかなと。試しに、廊下を何度か行ったり来たりしてみてください」
お客様「そう言われてみると、、、あ、なんか途中から足取りが前に進む( ゜Д゜)」
石田「はい、そっちに向かって床が下がってますよ。。。(^▽^;)」
お客様「言われなきゃ、ぜんぜんわからなかった~!」
以上
一戸建ては基本的に、土の上にコンクリートの基礎を載せて、その上に木造の家を載せています。コンクリート基礎+木造の家ですから、かなりの重さです。
築30年くらいの戸建てですと、家の重さで建物が沈むのは意外とフツーなのです。
地中に杭を入れていたり、地盤改良工事をしている一戸建てなら、傾きは少ないと思いますが。。。
「少しくらい傾いていても気にならないし、住めるよね」
という人もいれば、
「なんか家の中に居たら、ちょっと頭がクラクラしてきたかも」
という人もいます。
若い人や三半規管が正常な人は、床が傾いている家には住めないですね。
このへんは人それぞれ、という感じです。
今回のお客様も「家を出てから、ちょっとクラクラする(笑)」と言ってました。
他にもこの建物の隠れた不具合を見つけたので、お客様にご説明しました。
この不具合、なかなか強烈です(^▽^;)
普通の不動産屋さんだったら、気付かないかもしれません。
だって見えないので。
見えない不具合を説明したら、お客様、びっくりしてました!
結果的には「ナシ」となりましたが、お客様からは「危なかった~。不具合を見つけてくれて助かりました」とお礼の言葉を頂きました。
多くの不動産屋さんが気づかない、教えてくれない「隠れた瑕疵」は結構あります。
中古の一戸建てを買うときは、建物の見えない部分とか構造とかにも詳しい人と一緒に見ることが大切ですね。
ちょっと長くなりましたので今日はここまで。
「使っていない不動産あるからそろそろ身の振り方を決めよう」と思っているなら、売却プロフェッショナルのマリブ不動産コンシェルジュにまずはお気軽にご相談ください。
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それではまた次回、お楽しみに(^.^)/~~~
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売る人と買う人の最幸の縁結び
マリブ不動産コンシェルジュ
10時~18時 年中無休
★不動産実務検定(旧大家検定)講師
★JREC不動産コンサルタントマスター
★JREC相続コンサルタントマスター
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