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石田大祐

相続相談と不動産投資専門の不動産コンサルタント

石田大祐(いしだだいすけ) / 不動産コンサルタント

マリブ不動産コンシェルジュ

コラム

老人ホームに入所している親の実家、売れますか?

2023年2月17日

テーマ:相続対策術

コラムカテゴリ:住宅・建物

 こんにちは、マリブ不動産コンシェルジュの石田です。

よくあるご売却相談の内の1つがコチラ。
「親がいま介護施設に入っていて、親の家(実家)が空家なので売却したいのですが?」

親御さんがご高齢になって高齢者向けの施設に入所しますと、必然的に実家が空き家になります。
3年とか5年とか過ぎますと「家に戻ってくる可能性はもう無いだろうな」とお子さんたちが思うのも、ごく自然なことでしょう。

親族が近くに住んでいるなら、管理もしやすいかも知れません。
でも車で1時間半とか2時間以上かかかる場所だと、移動だけでも結構大変ですよね。
3年も5年も、毎月毎月、誰も居ない家に行って雨戸と窓を開けて空気を入れ替えて、ときどき掃除する。
真夏の空き家はホントに大変で、雑草や庭の手入れに加えて、建物内の熱気と下水臭とカビ菌増殖との闘いを強いられる。

「でもね、親が元気な内は売ったりできないよね」
というお気持ち、すごくわかります。

現実的な話、「施設の入所費用を肩代わりして今お金がナイ」という状況になれば、背に腹は代えられない。
実家を売却する了解を、親御さんから得やすいでしょう。

カラダは不自由だけど、アタマは元気いっぱい!
そんな感じでしたら、何年も空き家になっている実家を売却して、施設の費用などにも充てられますね。

もしも売却をするなら、まだ認知症を発症していない事が必須条件になります。
つまり、認知症の症状が出ていて「自宅の売却について本人の意思を確認できない、とか曖昧な受け答えになる」場合は、時すでに遅しです。
残念ながらご存命の期間は5年・10年と空き家のままでも、他人に売却することは出来なくなります。
まちがいなく家は確実に傷み、老朽化やシロアリ被害が侵攻します。

・認知症になってずっと売却できないのは困る
・でも、親が元気な内は売ったりできない
こんな悩める人達のために、素敵な法律を国が用意してくれました!
この「国を味方につけた実家売却の秘策」については、次回お話ししたいと思います。

ちょっと長くなりましたので今日はここまで。
「使っていない不動産あるからそろそろ身の振り方を決めよう」と思っているなら、売却プロフェッショナルのマリブ不動産コンシェルジュにまずはお気軽にご相談ください。

不動産の売却のこと、相続のこと、ご相談ありましたら画面ヨコの「メールでお問い合わせ」からどうぞ。

それではまた次回、お楽しみに(^.^)/~~~
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売る人と買う人の最幸の縁結び
マリブ不動産コンシェルジュ
10時~18時  年中無休
★不動産実務検定(旧大家検定)講師
★JREC不動産コンサルタントマスター
★JREC相続コンサルタントマスター
★ウラケン不動産・浦田健の弟子
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