英検1級道場－不思議な症状を抱える受講者あり

2015年8月19日公開 / 2021年3月3日更新

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：英検　対策

不思議な症状で悩む受講者が複数居る

昨夜レッスンした、準1級合格を目指して奮闘中の人はこうだ
・準1級のリスニング問題を聞かせると、1回聞いただけでは、中学1年程度の簡単で短い英文でもまったくと言っていいほど復唱できない
・5回くらい聞かせると少しましになるが、歯抜け状態で、まともな英文にならない
・テキストを読んでもらうと、すらすらと完ぺきに音読できる
・日本語で意味を言ってもらうと、完ぺきにできる
・この状態で放送を聞かせると、別人のように、ほとんど問題なく復唱できる
・この状態で、高速で音読させると、都度、スピードアップについていける

どう考えたらいいのだろうか？

ひょっとしたら、受講生の脳は、目から入ってきた情報しか受け付けないようになっていて、耳から入ってくると、強制的にドアを閉じるのかもしれない。そう考えると納得できるし、ほかには合理的な原因が考えられない

この「マインドセット」を取り除くことによって、この受講生のリスニングは一気に向上する可能性を秘めていると思える

受講生にこのことを伝え、8月中に一気にこの壁を取り払うための「小さな努力の積み重ね」を要請した

英語はそこそこにできるのにリスニングや読解が弱い人は英検1級道場を訪ねてほしい
医者に見放された難病患者に接するように、一人一人の「病状」を精密検査し、原因を見極め、特効薬と運動療法を指示することで健康体になる手伝いができると思います
＊治すのは受講者であり、私は、そのきっかけを提供する役目を果たします

英検1級道場には、このような英語難民」が多数、学んでおられます
健康体になるためのきっかけをつかみ、あとは一人で成長していくのです