「難あり」と決めつけて、将来を絶つことのない指導を
表現できない子どもをどう考えるか
今日は、
「「心を育てる」おはなし会と音の絵あそび」のワークショップでした。
参加者の方は、3回目のリピーターさん親子。
お子さんもお母様も、この3回で
五感を繋ぐ表現がどんどんお上手になってこられて、
本当に素晴らしい「音の絵」を描いていらっしゃいました。
特に、お子さんの成長はすごくて、
1回目より2回目、2回目より3回目と、
どんどん表現が豊かになっていらっしゃいます。
本当に素晴らしいことです!
さて、
子どもによって、「表現すること」に関しての
やり方も、流暢さも、それぞれ違います。
例えば、
感情をぺらぺら言葉で説明できる子もいれば、
言葉にならない子もいますし、
絵を描いてと言われて、絵になる子もいれば、
何を描いたらいいかわからない子もいますよね。
それで、そんな風に
「一般的にみんなはやれる」
「今はこれをやってもらわないと」
というようなことができない場合、
大人は「この子は困ったな」と思いがちかもしれません。
でも、
言葉にならないからといって
何も考えていないわけではないし、
描けないから絵が下手だ、とか、
歌えないから音楽センスがない、などということはありません。
ぜひ視点を変え、発想の転換をして、
お子さんの才能に火をともすことができないか、
自信をつけることができないか、
考えて、声をかけてみて貰えたらなと思います。
あなたのたった一言が、
お子さんの自信に繋がったり、
逆に、自信の無さに繋がることがあります。
枠を作ってしまったりするかもしれないし、
枠を取っ払って進む勇気を
持たせてあげられるかもしれません。
あなたの言葉が、その子の人生を変えるかも。
それを大人は理解した上で、
どんな言葉をかけたらいいか、考えてほしいのです。
今日は、言葉かけの大切さが解る、
ヒントになる絵本を紹介しますね。
『てん』(“the dot”) ピーター・レイノルズ 著 谷川俊太郎 訳 あすなろ書房
まず、
“この子は困った子だ”とか、“この子は能力がない” と
枠を作ってしまわないこと。
そして、
視点を変えて、
その子が自分に可能性を見出せるきっかけを
与えてあげてほしいなと思います。
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