指導者に必要な「非言語の観察」について~日大アメフト部の問題から~
たびたびコミュニケーションについて、
テレビで特集していたりしますね。
そういう番組を見ていると、
時々、
夫婦や家族のコミュニケーションについての
専門家のアドバイスに
違和感を感じることがあります。
それは、例えば、
「夫にイライラした時、
①の伝え方だと夫も腹が立って喧嘩になる
だから、②の伝え方をしましょう」
など、
お薦めの“伝え方のノウハウ”を実践しましょう、というもの。
まず、ここには、幾つかの「前提」があります。
例えば、
“ノウハウを知っていたら行動できる”、という信念。
“イライラするのは良くないこと”という価値観。
また、“喧嘩は良くない”、という価値観もありますね。
これらこそが、私の違和感の原因です。
まず1つ目の信念、
“ノウハウを知っていたら行動できる”、
ということについて、
今日はお話ししたいと思います。
確かに、誰かと良い関係を築く為に
「良い伝え方」が出来ることは、
理想的でしょう。
でも、
家族にイライラしたり腹が立った時に、
いきなり
「冷静にならなくちゃ」と言い聞かせて、
“理想的な対応を実践”できますか?
家族間でなくても、
誰かに腹が立っている時って、
頭で「こうしたらいい」とわかっていても、
理想的な行動を取るのは至難の業ですよね。
ましてや、家族の中では、一層難しい…。
あなたが「出来るよ」というならいいんです。
でも、実際難しいと感じる方も多いのではないでしょうか?
実は、
「こうしたほうが良い」と理性的に“考える脳”と、
「イライラ、腹が立つ」と“感じる脳”は、
異なります。
そして、確かに、
“考える脳”には、
“感じる脳”で瞬時に起こった反応を制御する働きはあるのです。
でも、
経験がある方もいらっしゃると思いますが、
腹が立ってしまった後に、
理想的な行動を取ることができるほど
怒りを制御するということは、
とても難しい。
それは、
“考える脳”よりも、“感じる脳”のほうが、
本能に関わる脳だからではないかと思います。
そして、実は、
イライラや怒りの反応自体、大切なものだからです。
(この話は、また後日。)
それから、もうひとつ。
先ほどからお伝えしている通り、
今回は、知人や友人との間ではなく、
“夫と”のこと、“家族間”のことです。
家族の中で、
相手の捉え方を考えて、
理想的に行動をし続けるなんて、
ちょっと息が詰まる…と感じませんか?
自分を制御して息苦しくなるのは嫌だ、
と感じる方もいらっしゃると思います。
理想として、どんな行動を取ればいいか
解っていたとしても、
その行動よりも怒りを伝えたい、
イライラをぶつけたい…
これは、こうすることで、
「私を理解してほしい!」という思いが
根っこにあるからかもしれません。
だから、
ノウハウは理想として知っていてもいいのだけれど、
それが実践できる可能性は低い、ということも
解っていて頂きたいのです。
出来ないのは、
あなたが「ダメ」だからじゃないのです。
では、どうしたらいいのか。
イライラした時に、
真逆の感情が生まれるような「スイッチ」を
作っちゃうといいのです。
「イライラしている=笑っちゃう」
というような。
その為に、例えば、
「統合」という手法を使って
イライラする時に
笑えるポーズをしている自分を思い出す
スイッチを作ります。
これ、ほんとに効き目抜群なんです。
私も以前、「初音ミクポーズ」で、娘にキレなくなりましたよ!
…なにそれ??でしょ(  ̄▽ ̄)
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