15.Web制作会社に依頼する前に準備しておくとよい資料
皆様、こんにちは。株式会社吉和の森八戸web制作集客の森和吉です。
前回(第65回)は、ホームページを訪れるお客様の多くがスマートフォンを使っているため、社長ご自身のスマホで「お客様の目線」を体験してみることの重要性をお話ししました。
実際にスマホで自社のホームページを開いてみて、いかがでしたでしょうか。今回は、そのスマホで開いた瞬間に表示される「一番最初の画面」についてのお話です。
テーマは、「スマホの『最初の1画面』が勝負! 3秒でお客様の心を掴むファーストビューの鉄則」です。
お客様は「3秒」で、このページを読むか決めている
私たちがネットで検索をして何かのホームページを開いたとき、無意識のうちに行っている行動があります。それは、「このページは自分にとって役に立つか、探している情報があるか」を、開いてからわずか【3秒以内】に判断しているということです。
もし、3秒経っても「何の会社なのか」「自分の悩みを解決してくれそうか」が分からなければ、お客様は親指で画面を下にスクロールすることなく、すぐに「戻る」ボタンを押して離脱してしまいます。
つまり、スマホでホームページを開いた瞬間に表示される「最初の1画面(専門用語でファーストビューと呼びます)」こそが、その後のご縁を繋げるかどうかの最大の勝負どころなのです。
抽象的な「かっこいい写真」がお客様を逃がす
この「最初の1画面」で、多くの中小企業がやってしまう失敗があります。
それは、画面いっぱいに「青空」や「笑顔で握手する外国人モデル」などの抽象的でかっこいい写真を載せ、その上に「未来を創造する」「心と心を繋ぐ」といった、ポエムのような美しいキャッチコピーを置いてしまうことです。
大企業のブランドCMであれば、こうしたイメージ戦略も有効かもしれません。しかし、雨漏りで困って地元の工務店を探しているお客様や、腰痛を今すぐ治したくて整体院を探しているお客様にとって、ポエムのような言葉は必要ありません。
お客様は「ここは私の困りごとを解決してくれるお店なの?」と急いで答えを探しているのに、最初の1画面にその答えが書いていなければ、「どうやら違うみたいだ」とすぐに立ち去ってしまうのです。
最初の1画面に置くべき「3つの情報」
お客様の「戻る」ボタンを防ぎ、下にスクロールして続きを読むモチベーションを持ってもらうためには、最初の1画面に以下の3つの情報を必ず入れてください。
- 「誰の、どんな悩みを解決するのか」(例:八戸市で、築20年以上の雨漏りにお悩みの方へ)
- 「何の専門家なのか」(例:地元密着30年の屋根修理専門店)
- 「どうしてほしいのか」(例:無料のお見積り・ご相談はこちらから!)
かっこいい写真よりも、現場で汗を流すスタッフの笑顔や、実際に施工しているリアルな写真とともに、この3つの情報をパッと目に入る位置に置くのです。
これだけで、お客様は「あ、ここは私が探していたお店だ!」と安心して、その下の代表挨拶やブログへと読み進めてくれます。
画面をスクロールしてもらうための「思いやり」を
ホームページの最初の1画面は、実店舗で言えば「お店の看板とのれん」です。
何屋さんか分からないお洒落すぎる看板よりも、「うちは〇〇で困っている人を助けるお店ですよ!」と大きくハッキリ書いてある看板の方が、お客様は安心して暖簾をくぐることができます。
お客様に「探させる手間」をかけさせないこと。開いた瞬間に「あなたはここで間違っていませんよ」と安心させてあげること。
その思いやり(人肌感)が、最初の1画面に表現されているか、ぜひもう一度ご自身のスマートフォンで確認してみてください。
このコラムでは、WebやSNSが苦手な方にもわかりやすく、集客につながる考え方や実務のヒントをお伝えしていきます。青森・八戸をはじめ、地域で事業を続ける方にとって、少しでも前向きな一歩につながればうれしく思います。


