妊活中に夫婦が抱えるストレスとは?
質問
今周期に胚移植予定です。
胚移植周期も自然妊娠することは、あるのでしょうか?
回答
胚移植周期でも自然妊娠は可能です
結論から言うと、胚移植周期でも自然妊娠することはあります。通常、胚移植は排卵後に行われます(※卵子提供による胚移植などの例外もあります)。つまり、排卵が起こっているため、タイミングが合えば自然妊娠する可能性があるのです。
自然妊娠か胚移植による妊娠かの判別は困難
胚移植後の妊娠判定日に陽性反応が出た場合、それが胚移植による妊娠なのか、自然妊娠によるものなのかを証明することはできません。どちらの方法で妊娠したかを正確に区別する手段がないためです。
そのため、妊娠が判明した際には、治療に携わった医師やスタッフに感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。
着床前診断と性別の判定
最近では、着床前診断を行う施設が増えてきており、胚移植時に胚の性別がわかる場合があります。例えば、「女の子の胚を移植しました」と説明を受けることがあります。しかし、実際に生まれてきた赤ちゃんが男の子だった場合、それは自然妊娠による可能性が考えられます。
自然妊娠の可能性と確率
以下の3つのケースが考えられます:
1)胚移植による妊娠で女の子が生まれる
2)自然妊娠による妊娠で女の子が生まれる
3)自然妊娠による妊娠で男の子が生まれる
この場合、胚移植ではなく自然妊娠による可能性は3分の1となります。性別の結果によって、自然妊娠かどうかを推測することはできますが、確定することはできません。
まとめ
胚移植周期でも自然妊娠する可能性はありますが、それを区別することは非常に難しいです。妊娠が判明した際には、これまでの治療やサポートに感謝し、前向きな気持ちで過ごすことが大切です。