Mybestpro Members

岩本益宏プロは青森放送が厳正なる審査をした登録専門家です

不妊治療中(体外受精)の性交渉と妊娠率について

岩本益宏

岩本益宏

テーマ:妊活

不妊治療中の性交渉の影響について

人工受精(IVF)や顕微授精(ICSI)といった不妊治療中に性交渉を持つことが妊娠率を高める理由については、いくつかの説があります。具体的な理由については現時点では完全には解明されていない部分もありますが、以下にその主な理由を挙げてみます。



自然な精子の選択

性交渉を通じて体内に送り込まれる精子は、体外で精子を選択するよりも健康で適応能力のある精子である可能性があります。つまり、最も適応力のある精子が卵子に到達する可能性が高まるのです。

免疫調整

性交渉を通じて体内に送り込まれる精子は、女性の免疫システムに影響を与え、妊娠を促進する可能性があります。精子とともに送り込まれる複数の物質が、免疫応答を調整し、胚の着床と成長を支援するという説があります。

内分泌の調整

性交渉は、ホルモンのバランスを調整し、妊娠を支援する可能性があります。特にオキシトシンというホルモンは、性交渉時に放出され、子宮の収縮を促し、着床を助けるとされています。

以上のような要因が、不妊治療中の性交渉が妊娠率を高める理由とされています。ただし、これらの理由は全て科学的な仮説であり、さらなる研究が必要とされています。また、個々のカップルの状況により、性交渉が必ずしも有益とは限らないことも理解しておくことが重要です。不妊治療に関しては、専門の医師のアドバイスを受けることが最も重要です。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

岩本益宏
専門家

岩本益宏(医薬品販売業)

有限会社くすりの厚生会

子宝専門の漢方薬店として、カウンセリングで「妊娠力」を高める食生活や睡眠など生活習慣改善についてアドバイスと漢方薬の販売を行う。漢方知識と、自らの不妊治療・体外受精・出産の経験を生かしお客様をサポート

岩本益宏プロは青森放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

漢方薬で妊娠しやすい体づくりをサポートするプロ

岩本益宏プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼