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ライフプランについての雑感

土田茂

土田茂

テーマ:その他

こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。

今日はライフプランについての雑感を

ライフプランとは何なのかと聞かれることも多々ありますし、そう思っている方も多いでしょう。

人生計画と直訳してみても、イメージが難しいところかも知れません。

私は、ライフプランとは「自分を知ること」であり、その上で「自分の人生を生きるために一旦立ち止まり、足元を見てから将来について話したり書き残したりすること」であると思っています。

よく、老後にはいくら必要か?とか、生命保険の死亡保険金はいくらあれば足りるのか?などお金に関する「いつ」「いくら」という部分にフォーカスされがちですが、それすら個々人の考え方によります。
老後に時間があるのだから、海外旅行に行きまくりたいし、美味しいものも沢山食べたい!という方には当然沢山の資金が必要でしょうし、老後も年金を貰いながらも働けるだけ働き、慎ましく生活したいという方なら当然資金もそこまで必要ないでしょう。
また、同じように家族がいる方であっても、自分の死後も家族がお金で困らない様にする事が大切!という方と、自分が死んだあとのことは考えたくないし、関心もないという方では必要な保険もことなるものです。(必要性は別にして)
子供の教育資金も、子供には好きな進路に行かせたいしその為なら生活を切り詰めても構わないという方と、大学費用は国公立進学分しか用意しないから足りないものは奨学金やアルバイトで補うべきという考えの方では大きく異なります。

この様に、「〇〇資金」といってもその方の価値観で全く違うものになります。

ところが、我々日本人はついつい「平均値」を気にしてしまいます。
ですから、「老後2000万円問題」のときにも、2000万円という数字が独り歩きして、2000万円あるから大丈夫とか、ないから不安などという単純な話になってしまった感がありますね。

でも、大切なのは、「自分の価値観」で生きる「自分らしい人生」であり、自分がどういう人生を送りたいのかを考え、深く想像し、その為には今何をすべきかという行動指針もできるでしょうし、自分らしい人生に係る必要資金も算出できてくるはずです。
そうすると、子供の教育資金も住宅資金も老後資金もその他の資金も「自分にとって」の必要額が分かりますから、それを「いつ」「いくら」のマネープランに当てはめてみて、実現可能かどうかをシミュレーションしてみるという、私のような独立系FPが
行っている一般的な「ライフプラン」になります。

最近の傾向として、「住宅購入したいのでお金の相談をしたい」という方や「老後資金をしっかりと準備できるか不安」という方の相談が多いのですが、お金の面よりもご自身の価値観(夫婦の場合はお互いの)を知る良いきっかけとなったという感想を頂くことも多く、私と話すことが「一旦立ち止まり、足元を見て将来を考える」ことのきっかけになるようなFPを目指している上で励みになります。

改めて、私のようなアドバイザーの仕事は、「答えを教える」ではなく、「一緒に考えることで問題を整理したり、解決するための糸口に気付いたりして、選択肢を持ってもらうこと」であり、「ご自身が選択した解決策の実行支援を行うこと」もまた大切な仕事であると思いました。

平均値と比較する時代は日本でももう終わりました。
自分の価値観と自分の人生の歩調を合わせて、幸せに生きるためにも、「ライフプラン」をぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
勿論、ご自身で行うことも大変有意義なことですし、ご夫婦で行えば尚有意義でしょう!

第三者のアドバイザーがいた方が良いという方はぜひご相談ください。

ご相談はこちらからどうぞ。
https://www.kakei-lab.jp/

今日もありがとうございました。

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土田茂
専門家

土田茂(ファイナンシャルプランナー)

ライフ・デザイン・ラボ

顧客のライフプラン実現に向け、目に見えないお金の問題の解決をサポートする専門家です。公的な制度は勿論、様々な金融商品や情報を活用して、保険だけ運用だけの「部分最適化」ではなく「全体最適化」を行います。

土田茂プロは秋田テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

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