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コラム
進む食のデジタル化!
2019年8月27日
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
今日は少しFP分野から離れて面白い記事を紹介しますね。
私の「おいしい」をボタン一つで 食のデータ化
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO4890475023082019TL1000?disablepcview=&s=1
以下引用
オンラインですし店を予約すると、健康状態を調べる検査キットが送られてくる。返送するとデータが解析され、予約客ごとに「ヘルスID」が発行される。そして予約の当日、店の扉を開けると、料理人の後には冷蔵庫や流しの代わりに壁一面の機械やカートリッジが控えている。3D(3次元)プリンターで積層したり、ロボットアームで食材を削ったりして提供されるすしはヘルスIDに基き、客に最適の栄養状態にとどまらずおいしいと感じる味に調整されている
引用終わり
記事に紹介されているのは、2020年にオープンを目指しているという、まったく新しいスタイルのすし店「寿司シンギュラリティ東京」を構想している、広告代理店である電通のアートディレクターが手掛けるプロジェクトです。
見た目はとても美味しそうとは思えないような、真四角な寿司もどきが写真にはありますが、イカを3Dプリンターで城の形に切り出すなど、いかにもデジタル!という造形のものも見られます。(食欲が沸くとは思えませんが…)
このプロジェクトの凄い点は、味覚や体調などに合わせた料理をインターネットを介してどこでも出力できるようにしようというところです。
これが実現すると、3Dプリンターと特殊なカートリッジがあれば、自分の好きな料理をダウンロードして出力して食べる事ができるようになります。
食事となるとまだまだ先の話しかも知れませんが、お茶の世界ではすでに実現しつつあるようです。
以下引用
ポットに水を注ぎ、専用の茶こしに茶葉をセットする。スマートフォンの専用アプリからデータベースにある同じ茶葉を選ぶ。ポット内蔵のセンサーに指を置くと、脈拍や体温のほか、室温や明るさといった環境データを取得。飲む人に最適な抽出条件でお茶を入れてくれる。年齢や性別、ストレスの度合いによって、最適な抽出条件が異なるという予想を立てている。例えば、脈拍が多く、室温が高ければ、「ストレスが高い」と判断して通常より低めの水温でじっくり抽出する。飲んだ後にアプリからお茶を評価すると、このデータが蓄積され、好みのお茶やいれ方が浮かび上がる。
引用終わり
このように、その昔、豊臣秀吉に若き日の石田三成が行ったようなサービス(戦国好きの方以外には分かりにくいですね(汗))をデジタルでできてしまうなんて驚きです。
「デジタルって冷たい」印象がありましたが、対象者にとっての個別サービスを行うのに実は適しているようです。Amazonのサイトに行くと、過去の履歴から「あなたにおすすめ」という感じで商品を選んでくれますが、これも非常に精度が高くて「自分の好みを誰よりも知っている!?」と錯覚してしまうのは私だけではないと思います(笑)
こういったデジタル化の波が今後も様々な分野で発達し、20年後には随分違った世界になっているでしょうね!
楽しみでもありますが、何となく怖くも感じてしまうところが、もしかしたら「昭和生まれ」な感覚でしょうか…。
今日もありがとうございました。
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