NYダウが史上最高値更新!でも楽観できない理由とは?
先日のコラムに続き東京でのファイナンシャルプランナーの情報交換会から、これからの日本人に必要なことをお伝えします!
さて、突然ですが問題です。
アメリカ 3:1
日本 8:1
これはなんの数字でしょうか?
と言っても何だかわかりませんよね(汗)
実はこれは年収における
労働収入(会社からの給料):資産収入(資産運用からの収入)
の割合なのです。
アメリカ人の労働収入は平均約43,000ドルですから今の為替でいけば約480万円位でしょうか。
日本人は約420万円位ですからあまり変わらないかも知れませんね。(税金と社会保険を引いた所謂手取り額では差がでますが...)
ところが、アメリカ人は労働収入の1/3程度の資産収入があるので
480万円(労働収入)+160万円(資産収入)で640万円!
それに対して日本人は
420万円(労働収入)+53万円(資産収入)で473万円ですから
大きな差(167万円)になってしまうのです!
日本人の収入がいかに労働収入に偏っているかを示すものですが、やはりアメリカでは「自己責任」意識の高さと、資産運用をアドバイスするFPの存在が大きいのかもしれませんね。※あくまで平均値ですのでもちろん個人差はあると思いますが。
とはいえ、年間160万円も資産収入(お金が働いてくれる)があると想像してみて下さい!
結構夢が膨らみませんか?欧米の老後生活を支えているのがこの資産収入です。
それに比べると日本人は自分が働かないと収入が少ない。
働いている内は良いですが、年金不安や長生きリスクを考えるとやはり資産収入は少ないですね。
しかしこれは日本人にとって考えると「伸びしろ」と捉えられないでしょうか?
そして、これから人口減少や更なる高齢化などで経済的に厳しくなる可能性が高い我々日本人にとっては、資産収入を上げることがとても大切なことだといえるでしょう。
なぜなら労働収入は通常自分でコントロールできません。来月から給料3割上げて下さい!と言っても実現しませんし、老後は労働収入は基本的になくなると思いますから資産収入の価値がさらに上がりますからね。
ではどうやって資産収入を上げればよいのでしょうか?
それは「お金の就職先(預け先)を変えること」で資産収入は変化していきます。
銀行預金から例えば国債などの債券にしたり、株式投資をしてみたり、投資信託を買ってみたりすると当然資産の収入は変化しますね。一般的には株式投資を多く行えばリスクやリターンは上がります。
※FXなんてやったらさらにハイリスク・ハイリターン(汗)
当然元本保証のない金融商品ですから、闇雲にやってはいけません。
ですから、まず「自分の資産にどのくらい働いてもらうか」を決めてその収入を得られそうな「場所」に「就職してもらう」という考え方をして行けば良いのです。
もちろん大きく増やそうとすればリスクも伴いますが、労働収入がなかなか増えない現状においては資産にも働いてもらわないと未来は厳しいと言わざるを得ないのではないでしょうか?
また、前述の通り、労働収入は退職すると当然無くなりますが資産収入は無くなりません。
長期的なお金の問題を解決するためには「必須」と言っても過言ではないと思います。
また、FPによく相談することで「住宅ローン」や「保険の見直し」なども実は「資産収入」をどのくらい見込めるかが大きな鍵になるのです!※労働収入を見込んで住宅も保険も買うので当然といえば当然なのですが...
例えば、住宅ローンの金利選択(変動や固定)も資産収入を見込むのかそうでないのかで全く変わりますし、保険だって将来しっかり資産が働いてお金が貯まれば「卒業」(解約)だって可能です。
※お金があれば必ずしも保険は必要ありません。
でも運用は難しそう、手元にお金もないし... など敷居が高いと思う方もいらっしゃるかと思います。
そんな方はぜひ初回無料相談やセミナーにお越しください!
きっと未来が明るくなりますよ!(笑)
※実際先日のセミナーで20代の男性から未来が明るくなったと言われましたしね。
今日もありがとうございました。