まちおこしが真似できない理由
最近の清涼飲料水には
「パワー全開にしたいとき」や「目チカラが欲しいとき」「本能のパワーを呼び起こしたい時」「リフレッシュしたいとき」
と言ったような、機能ではなくココロやカラダの気分などを訴えているものが増えてきました。
まちおこし企画などをみていると「元気なまち」「自然豊かなまち」のような自分のまちを表現するものがほとんどです。
これ清涼飲料水のキャッチコピーのような視点で考えてみるのはどうでしょう。
来訪してもらうお客さんにどのような時に来てくれるとこのまちはその希望に応えることができるのです・・・という視点です。
「元気を出したい時にわがまちへ」
「笑顔を取り戻したくなったら○○商店街へ」
「誰かと話をしたくなったら○○へ」
って感じでしょうか。
すると、まちおこしのコンセプトやコンテンツ、イベントの目的などが明確になってくるので、話し合いも盛り上がるはずです。
また、現在の社会経済の状況を把握し、マーケットを理解するためにも易しく楽しく考えることができます。
広告代理店などに作ってもらうのも良いですが、自分たちで考えてみるのも楽しいですよ。
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