Day189:四十肩・五十肩を防ぐ!肩関節まわりをほぐす簡単ルーティン【40代・50代向け】

川元伸一

川元伸一

テーマ:運動・体づくり

Day189
◆コラムの動画版YouTubeを、12/28日曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/2FcaoeR9c0Y

■ 四十肩・五十肩は「突然」ではない

「ある日、急に肩が上がらなくなった」
四十肩・五十肩の相談で、よく聞く言葉です。

しかし実際には、
ある日突然起きているわけではありません。

多くの場合、
・肩を動かさない生活
・肩甲骨と腕の連動不足
・血流の低下

こうした状態が何年も積み重なった結果として、
痛みや可動域制限が表に出てきます。


■ 肩関節は「最も動く関節」

肩関節は、
人の体の中で最も可動域が広い関節です。

その反面、
・動かさない
・固めたまま使う

この状態が続くと、
関節周囲の組織が硬くなり、炎症を起こしやすくなります。

40代・50代で増える理由は、
**年齢そのものより「動かさなくなる習慣」**にあります。


■ 予防の正解は「鍛える」より「ほぐす」

肩に違和感が出ると、
「筋トレをしたほうがいいですか?」
と聞かれることがあります。

結論は明確です。

★先にやるべきは“ほぐし”です。

硬くなった状態で鍛えると、
かえって炎症や痛みを悪化させることも少なくありません。


■ 四十肩・五十肩を防ぐ
“肩関節まわり”ほぐしルーティン(1日5分)
① 肩回し(前後 各10回)

・肘を軽く曲げる
・肩を大きく円を描くように回す
・痛みが出ない範囲でOK

=意識ポイント
肩だけでなく「肩甲骨ごと」動かす。

② 肘引きストレッチ(左右 各10秒×2)

・肘を胸の前で反対の手で引き寄せる
・肩の後ろが伸びる感覚を味わう

=意識ポイント
呼吸は自然に。止めない。

③ 肩甲骨寄せほぐし(10回)

・胸を軽く開く
・肩甲骨を背中の中央に寄せる
・寄せて→ゆるめるを繰り返す

=意識ポイント
首・腰に力を入れすぎない。


■ 続けることで得られる変化

・肩の可動域が保たれる
・血流改善で回復力が高まる
・夜間痛・違和感の予防
・将来の四十肩・五十肩リスク軽減

1日5分の差が、5年後に大きな差になります。


◉まとめ

四十肩・五十肩は
年齢のせいではなく、習慣の結果。

今日から
「肩関節を守る5分ルーティン」
を生活に組み込んでいきましょう。

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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