Day028:朝イチ3分で体が変わる!“起き抜けストレッチ”の威力!

川元伸一

川元伸一

テーマ:運動・体づくり

運動・体づくり01

◆朝の“3分”が1日の体調を決める
「なんだか朝から体がだるい…」
「布団から出るのがつらい…」
そんな声をよく聞きます。

実は、その不調の原因は「起き方」にあるかもしれません。
私たちの体は、眠っている間に“休息モード(副交感神経優位)”になっています。その状態から、朝起きて活動モード(交感神経優位)に切り替えるには、じつは準備運動が必要なのです。
この切り替えをスムーズにするカギが、「起き抜けストレッチ」です。


◆なぜ“起き抜けストレッチ”が効くのか?
❶ 血流が一気に良くなる
眠っている間、私たちの血流はゆっくりと落ち着いています。
朝、体をゆっくり動かすことで、筋肉がポンプの役割を果たし、全身に血液が巡り出します。
→結果として「頭がスッキリ」「肩こりや腰の重さが軽くなる」といった感覚につながります。
❷ 自律神経が整う
“ストレッチ=リラックス”のイメージがありますが、朝は緊張とリラックスのバランスを整える時間帯。
背中や胸を伸ばす動きは、呼吸を深くし、自律神経の切り替えを促進します。
❸ 筋肉と関節の“スイッチON”
睡眠中にこわばっていた筋肉や関節を軽く動かすことで、ケガの予防や姿勢改善にも効果的。
特に中高年にとっては、朝の“プチ不調”を減らす大事なスイッチになります。


◆実践!朝イチ3分ストレッチ
ポイントは「寝たまま→座って→立つ」の3段階
・寝たまま…伸び&深呼吸(30秒)
 → 両手を頭の上に伸ばし、つま先までピンと伸びる。鼻から吸って、口から長く吐く。
・座って…肩回し&背中伸ばし(1分)
 → 両肩を後ろに回しながら深呼吸。次に、背中を丸めて前屈→背筋を伸ばして胸を開く。
・立って…体側ストレッチ&ふくらはぎ伸ばし(1分半)
 → 左右に体を倒す体側伸ばし、最後に壁や椅子に手を置いてふくらはぎのばし。
\無理なく、ゆっくりでOK!/
「動かす」「呼吸する」この2つを意識しましょう。


◆1週間続けてみてください
たった3分ですが、毎朝続けると「1日が軽くなる」「朝から動ける」感覚がはっきり出てきます。
これは自律神経のリズムが整い、体内時計もリセットされるからです。
睡眠の質も変わってくるので、夜の疲れ方や、イライラの減り方にも変化が出てくるでしょう。


◆継続のコツは“儀式化”
「やらなきゃ」ではなく、「これをやってから1日が始まる」くらいの習慣化が理想です。
目覚まし時計の隣に「ストレッチメモ」を置く
好きな音楽や香りとセットで行う
朝日を浴びながらやる
こんなふうに、あなたなりの“朝の儀式”として生活に取り入れてみてください。


◆最後に|40代以降にこそ大切な「朝の動き」
若いころは、寝起きでも勢いで動けたかもしれません。
でも年齢を重ねると、朝の動き出しが1日の体調を左右すると言っても過言ではありません。
健康は、日々の小さな習慣の積み重ね。
ぜひ、明日の朝から「起き抜けストレッチ」、はじめてみませんか?


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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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