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加藤武範プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

介護保険の認定区分変更申請

加藤武範

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テーマ:介護保険

介護保険制度には認定区分の変更申請という仕組みがあります。現状の介護度よりも病気や認知症が進んだ為、介護認定を受けなおす必要が出た時に手続きします。
介護保険サービスを利用するには、市区町村などで、まずは介護申請を本人や家族がする必要あります。本人の調査・面談、主治医の意見などを集約して、この人は要介護3だとか要支援2などの介護認定を受けることになります。この人は、これぐらい人の手を借りて介護してもらわないと生活がしづらいですよ・・・というランクだと思ってください。

さて、本題です。1ヶ月以上前の事、要支援1の認定を持っている方が、認知機能の低下が進み、家族さんも今までのように、自宅で面倒が見きれなくなってきたという相談がありました。主治医の先生にも相談して、今の状態は要支援1レベルではなく、要介護1や2のレベルではないか?という事で、区分変更申請を家族にして頂きました。今は、娘さんの自宅で生活していますが、本人は隣市のN市に住所があります。区分変更手続きはN市で行い、介護認定もN市が行うのですが、7/8に手続き行ったのに、まだ、認定結果が出てこない。もう8月も末です(涙)

さすがにしびれを切らして、N市の窓口に問い合わせしたところ、
「来週の認定審査会で審議します。家族の手元に届くのは9月上旬になると思います。調査の内容で疑義が生じた点があり、主治医に確認をしたり、お盆の時期で、審査会の数が少なかったのも遅くなった要因です。」
「7月の頭に区分変更申請して、その後、家族さんからも自宅では無理と相談を受けており、暫定(見切り発車)でショートステイを利用し始めています。何とか審査の結果だけでも早く教えて頂けませんか?」
「教えることはできません。家族の方でも口頭では教えられません。郵送で届くまでお待ちください。」

困っているので、相談しているのですが・・・暖簾に腕押し

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加藤武範
専門家

加藤武範(ケアマネジャー)

合同会社福寿想

リハビリ病院で医療ソーシャルワーカーをしていた経験から、地域のネットワークとも連携。従来の福祉的な視点に捕らわれない柔軟な発想で、介護を必要としている方やその家族にとって本当に必要な介護を提案します。

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