社長が“足しすぎている”という盲点
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
最近、
「管理職になりたくない若手が増えている」
というニュースを目にすることがあります。
理由はさまざまですが、
多くの管理職が感じているのは
「仕事量の多さ」ではないでしょうか。
- 部下育成。
- 評価。
- 会議。
- 報告書作成。
- 進捗管理。
- コンプライアンス対応。
- ハラスメント対応。
管理職に求められる役割は
年々増えているように感じます。
一方で、
私が企業支援の現場でよく耳にするのは、
「本当はもっと部下と向き合う時間を取りたい」
という言葉です。
前回、私は
「AIが活躍できる組織とは何か」
について書きました。
今回は、
少し違う視点で考えてみたいと思います。
それは、
「AIで生まれた時間を何に使うのか」
という問いです。
生成AIによって、
- 議事録作成。
- 資料作成。
- 情報収集。
- 文章のたたき台づくり。
こうした業務は確実に効率化され始めています。
もちろん、生産性向上は大切です。
しかし、本当に大切なのは、
その結果として生まれた時間を何に使うか
ではないでしょうか。
もし空いた時間でさらに仕事を増やすだけなら、
AI導入の効果は限定的です。
私はむしろ、
その時間を人との対話に使うことが重要だと思っています。
- 部下の話を聞く。
- 挑戦を応援する。
- 成長を振り返る。
- 仕事の意味を一緒に考える。
こうした時間は、人にしかつくれません。
これまで管理職は、多くの時間を「管理業務」に使ってきました。
しかしAIがその一部を担うようになれば、
管理職は本来の役割に戻ることができるのかもしれません。
- 人を育てること。
- 組織の方向性を示すこと。
- 対話を通じて成長を支援すること。
AIが得意なのは効率化です。
人が得意なのは関係性づくりです。
AIが普及するほど、人との対話の価値は高まる。
私はそんな時代が来るように感じています。
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