チームの課題達成は、○○を回すことが重要です!
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
先日、ある会社で、
「部長と係長の役割を整理したい」
という話になりました。
社長としては、
これから後継者へ引き継いでいくためにも、
現場を少しずつ組織で回る状態にしたい。
そこで、 誰が何を決めるのか。
どこまで任せるのか。
役割分担を整理し始めました。
会議も増やした。
1on1も始めた。
管理職にも考えてもらっている。
けれど、 話を聞いていると、
結局最後は社長が判断している。
現場が止まりそうになる。
品質が怪しくなる。
納期が危ない。
すると、 社長の身体が先に反応する。
「いや、それは違う」
「こうした方が早い」
「それだと危ない」
気づけば、 また社長が前に出ている。
すると社員も、 役割表ではなく、
“社長の反応” を見て動き始めます。
これ、 実は多くの中小企業で起きています。
そして多くの場合、
「もっと役割を明確にしましょう」
「権限委譲しましょう」
「社長は我慢しましょう」
と言われます。
もちろん、 それも大切です。
けれど、
現場で実際に起きているのは、
そんな単純な話ではありません。
社長は、 長年ずっと会社を守ってきました。
お客様を守り、
資金繰りを守り、
品質を守り、
社員を守ってきた。
だから、
崩れそうになると、
無意識に身体が反応するのです。
つまり、
これは単なる“口出し”ではなく、
会社を守ってきた人の、
自然な反応でもあります。
だから、
「口を出すな」 だけでは、うまくいかない。
むしろ必要なのは、
「どこまで任せ、 どこから支えるのか」
を整理することです。
全部任せるでもない。
全部管理するでもない。
その間にある、
“移行期の支え方” が必要になります。
そして本当に大切なのは、
仕事を渡すこと以上に、
「社長しか持っていない判断基準を、
組織に渡していくこと」
なのかもしれません。
なぜ社長は、 そこで止めたのか。
何を危険だと感じたのか。
何を守ろうとしていたのか。
そこが共有されないままでは、
役割だけ作っても、
結局また社長に戻ってしまう。
属人型企業から、
組織で回る会社へ移行する時。
変わるのは、
社員だけではありません。
社長自身も、
少しずつ役割を変えていく必要があります。
まずは、
「なぜ自分はそこで口を出したくなったのか」
そこを一度、 観察してみることから
始まるのかもしれません。
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