【昨年7月のBEST記事!】フィードバックとアドバイス
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
「社長が全部決める状態を変えたい」
そう考えて、
管理職へ権限委譲を進める会社があります。
実際、最初はうまくいったように見えます。
社長がいなくても会議が進む。
現場の相談が減る。
管理職が判断して動いてくれる。
ところが、
しばらくすると別のことが起き始めます。
みんながその管理職に確認する。
会議でその人ばかり話す。
問題が起きると、その人が回収する。
他の社員は、「どうしましょうか?」が増える。
すると今度は、その管理職が疲弊していきます。
「結局、自分が全部見ないと回らない」
そんな言葉が出始めます。
中小企業では、よくある光景です。
でもこれは、
社員の意識が低いわけでも、
管理職の能力不足でもありません。
多くの場合、
「社長依存」が、「管理職依存」に変わっただけです。
依存先が変わったので、
一見すると組織が前進したように見えます。
しかし構造は、ほとんど変わっていません。
みんなの頭の中が、
「社長に聞く」
から
「管理職に聞く」
へ変わっただけだからです。
ここで難しいのは、
管理職本人に悪気がないことです。
責任感が強い人ほど、
「自分がやった方が早い」
「自分が判断した方が安全」
となります。
しかも実際、
その方が短期的には成果が出ます。
だから周囲も頼る。
するとさらに、
その人に仕事が集中する。
これは能力の問題というより、組織構造の問題です。
本当に組織が変わり始める時は、
むしろ少し停滞します。
会議で沈黙が増える。
すぐに答えが出ない。
現場がぎこちなくなる。
でもそれは、
「誰かの答えを待つ組織」から、
「自分たちで考える組織」へ変わる途中で起きる自然な揺れでもあります。
まずは、
「誰に相談が集中しているか」
を観察してみてください。
問題が起きた時、
みんなが同じ人を見るなら、
そこには“依存構造”があるかもしれません。
そして、すぐに答えを出す代わりに、
「あなたはどう思う?」
と問いを返してみる。
最初は時間がかかります。
沈黙も増えます。
でも、その時間こそが、
“自分で考える組織”を育てる時間なのだと思います。
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