語気を強めても、ミスは減らない!?

蛯原健治

蛯原健治

テーマ:組織づくり チームビルディング 事業承継

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。



ある名古屋に拠点があるプロ野球チーム
(中日ドラゴンズの事なんですけれどね)
プロ野球の試合で、
4つの失策で敗れたことがありました。


試合後、監督はこう振り返っています。


「ミスが多い。語気を強めて伝えた」

「普段より長いミーティングを行った」


このコメントを見て、

「これ、現場でもよくあるな」
と感じました。



問題が起きたとき、ついやってしまうことがあります。
私もサラリーマン時代にやったことがあります。


  • 強く言う
  • 厳しく指摘する
  • 長く話し合う



やっている側としては、
「ちゃんと向き合っている」
という感覚があります。


ただ、翌日どうでしょうか。


現場は変わっているでしょうか。



語気を強めると、その場は引き締まります。


でも、起きるのは大体このどちらかです。


  • 萎縮して判断が遅くなる
  • 慣れて何も感じなくなる



どちらにしても、行動の質は上がりません。


なぜなら、

語気を強めるのは
「感情への介入」であって、
「行動の設計」ではないからです。



長いミーティングも同じです。


  • しっかり話した
  • 共有した
  • 分かってもらえたはず




しかし、
「分かった」と「できる」は別です。


  • 何を変えるのか
  • どう行動するのか
  • どの場面でどう判断するのか



ここまで落ちていなければ、
現場は変わりません。



ミスは「気合い」では減りません。
「構造」でしか減りません。



例えば、

  • 判断基準が曖昧なままプレーしていないか
  • ミスが起きたときの優先順位は決まっているか
  • リカバリの動きは決まっているか



こうした設計があって、初めて再現性が生まれます。



あなたの組織ではどうでしょうか。



問題が起きたとき、

  • 強く言って終わっていないか
  • 長い会議で「やった感」になっていないか



少し立ち止まって見てみると、
違う景色が見えるかもしれません。



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蛯原健治(コンサルタント)

EBIマネジメントオフィス

チームビルディングコンサルティングにより、リアルな経営課題の解決、次世代の経営チームづくり、従業員の成長を三位一体でサポートし、持続可能な企業経営に結び付ける。

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