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蛯原健治

次世代の経営チームづくりをサポートする専門家

蛯原健治(えびはらけんじ) / コンサルタント

EBIマネジメントオフィス

コラム

PDCAが上手く回らない!

2024年3月25日

テーマ:組織づくり チームビルディング 事業承継

コラムカテゴリ:ビジネス

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
 社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる
 組織作りのコツをお届けします。



今週は、2019年以来の
ベトナムに行って参りました。

大学生向けインターンプログラム武者修行
のホイアンタームを見学してきました。

コロナ前は、ホイアンでのプログラムに
ファシリテーターとして参加していました。
国内でのプログラムでは、
ファシリテーターとして参加しています。

約2週間で、新商品、新サービスを考え、
実際に販売して
事業継続を目指し、現地店舗オーナーに
プレゼンするプログラムです。
https://mushashugyo.jp/


その日の振り返りの場に参加させてもらいました。

「PDCAが上手く回らない」
と言っていました。


CAから新しいPを考えるのが、
長い時間がかかるとの相談でした。

これは、どういうことでしょうか?

2つ考えられると思います。

1.企画のPDCAの話と行動のPDCAがごちゃ混ぜになっている。
2.Gがはっきりしてない。


1については、
企画内容を顧客の声を聴きながら、
いかに変化させ、
より良い企画にするためにPDCAを回すことと、
そのためにその日のゴールを設定し、
そのための行動のPDCAを回すことです。

どっちの話をしているか不明なまま話しているチームも見られました。


2.Gがはっきりしていない。
PDCAは前提として、
目的を達成するための目標 Goalの設定が必要です。
G(目標)が明確でないと、P(計画)が決まりません。

G(目標)を具体化するために、
数値に表す(定量目標)ことと、
100文字程度の文章にする(定性目標)を
作成すれば良いのです。



PDCAから考えるループ学習について

【第一段階 シングルループ学習】
・物事に適切に取り組んでいるのか 
・立てたPを適切に実行できているか

【第二段階 ダブルループ学習】
・適切な物事に取り組んでいるのか 
・Pの前提である、G(目標)を適切に立てられることができるか

【第三段階 トリプルループ学習】
・何が適切で、何が適切でないかについて、「どのように判断している」のか
・組織のビジョン・ミッション・バリューが腹落ちしているか
・全社の今期の方針や目標を理解しているか

社員が考えて行動できるようにするためには、
(シングルループ学習)→ダブルループ学習→トリプルループ学習が
自らできるようなサポートが必要です。

そのためには、
対話できるように社員が成長する必要があります。

となると、
最低限のコーチングスキルが必要になります。

ですから、
私の提供するチームビルディングコンサルティングでは
参加者に最低限のコーチングスキルを学ぶメニューを
取り入れています。

皆様の会社では、どのループ学習の段階でしょうか?



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