問題を解決せずに問題を解決する
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、
社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
皆さんは、大河ドラマ どうする家康 見ていますか?
徳川家康の一生を描いた物語です。
石田三成と徳川家康が出会ったシーンで
星を見ながら、
お互いに戦乱の無き世を創りたいという思いを語り合います。
そして、
「我々は、同じ星を見ていますな」と二人で共感しあいます。
しかし、結局、家康と三成は関ケ原の戦いで決戦し、
石田三成は破れ、処刑されます。
ドラマでは、石田三成が処刑される前
最後に「同じ星など見ていなかった」、といいます。
戦乱の無き世を創る というビジョンを共有したつもりが、
詳細が違っていたようです。
ところ変わって、
先日ある上場企業で係長クラスの階層別研修を行ってきました。
部下と問題の認識が違うという話がでました。
問題とは何かというと、
理想と現状のギャップのことを問題と呼びます。
組織で成果を上げるには、〇〇〇〇〇アプローチが重要です!
:コンサルタント 蛯原健治 [マイベストプロ愛知] (mbp-japan.com) 参照
ということは、
1.理想の状態がずれているか、
2.現状認識がずれているか、
3.両方ともずれているか
どれかが起こっていると問題が違ってきます。
では、理想がずれないようにするにはどうしたら良いでしょうか?
理想の状態とは、ビジョン:情景です。
営業なら、目標100万円をクリアしている。
しかし、ここで終わったらいけません。
その目標100万円をクリアした時は、
どんなお客様に、どんな商品・サービスを、
どのようなプロセスで、何人のお客様に、
何回の訪問で、販売できているのか、
上司のサポートをどのくらい受ければ良いのか、
など詳細に描くことが大切です。
詳細にビジョンを描くことができ、
上司と部下で共有できれば良いのです。
大切なのは、部下に先にビジョンを話してもらい、
上司は部下がビジョンを考える
サポートしていくと共有しやすいです。
上司が先に話してしまうと、
理解のないままビジョンの押し付けになり、
その後のギャップを出すときに上手く出ません。
徳川家康と石田三成も、
もっとビジョンを具体的に共有していたら
ギャップ:問題認識も共有でき、
解決策も共有できたかもしれません。
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