くるくる回すことが、人の成長のポイントです!
組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、
社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。
先日、某ユニ〇ロに行きましたが、半袖ばかりで、売り場はもう夏向きでした。
店内を見渡すと、POPに「ポロシャツは襟で決まる。」と書いてあるのが目に入りました。
世の中には、他にも「コーヒーは香が決め手!」とか、広告がありますが、これってどういうことでしょうか?
なんで、決めつけているのでしょうか?!
それは、基準をお店側で決めることで商品を売れやすくしているのです。
なぜ、基準をお店側で決めているかといいますと、実は、人は常に〝絶対的な〟判断軸を持っているのではない、ということが分かっているからです。
これを行動経済学の「参照点依存性」といいます。
ですから、お店側で判断軸を決めてあげることで、購入されやすくしているのです。
行動経済学は、経済学と心理学が融合した学問で、人は、合理的に判断しているようで、実は「限られた情報の中で、限られたものの見方や自身の直感、感情によって合理的ではない判断をする」ことを前提としています。
これを限定合理性といいます。
マーケティングは、この限定合理性を活用し、スムーズに商品を購入してもらうこといっても過言ではないでしょう!
このマーケティングとチームビルディングに、いったい何の関係あるのでしょうか?
それは、この限定合理性という点です。
限定合理性を前提にすると、人と人のあいだには、意見の対立や考え方の違いが起こることが理解できます。
合理的に判断していると言っている人でさえ、人はそれぞれ限られたものの見方をしているので、考えや判断が違ってくるのです。ある意味違っていて当然です。
チームビルディングは人と人は違うという理解から始まります。
ですから、人は限定合理性の中で物事を判断していることを理解した上で対話をすることが重要です。
3つの力で言えば【人材力】です。
この限定合理性を生みだしている一つが、「効き脳」と私は考えます。
効き脳とは、大脳が最初に反応する第一感情を測定することにより、 脳の思考特性とその特徴を可視化したもので、思考特性は4つに分類されます。
A (理論・理性)の強い人は、論理的に考える人です。
B(堅実・計画)の強い人は、堅実に考える人です。
C(感覚・友好)の強い人は、友好的に考える人です。
D(冒険・創造)の強い人は、創造的に考える人です
この効き脳の4タイプの強さによって、同じ状況でも考えることが違ってきます。
▼詳細は、こちらを参照(テレワーク禁止がチームを救う)
https://mbp-japan.com/aichi/ebi-management/column/5130540/
ですから、どんなに自分が合理的に判断していると思っても、自分の見方で判断していることを忘れずにおいてください。
違った意見が聞けたときには、そういう考え方があるのだ、と受け止めることから始めませんか?
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