吉野達郎プロのご紹介
人事制度構築と、勤怠管理・給与計算など人事労務管理のIT化で、中小企業の発展を後押し(2/3)
給与計算や勤怠管理のペーパーレス化、採用面接の精度向上にも取り組む
吉野さんは、給与計算や勤怠管理のIT化にも力を入れます。提案する「ネットde給与計算」は、WEB勤怠管理システムと連動して、シフトや勤怠、給与計算を一元管理します。従業員はスマホやパソコンで勤怠を打刻し、給与明細などもWEB上で確認できます。顧問先50社以上で導入実績があり、「一連のプロセスが大変楽になった」という声が圧倒的とか。
「タイムカードや給与計算ソフトに手入力したり、給与明細を郵送したり、紙ベースの企業はまだまだ多いです。業務を見直すことで、効率化やコスト削減が図れることが大きなメリット。支店の勤怠情報をすぐに本社で集約できたり、有給休暇未消化のアラートを設定できたり、利便性はぐんと高まります」
また採用のサポートでは、面接支援ツール「HCi-AS」の活用を勧めます。約10分の検査時間で、対人力や主体性などの性格特性や職種適性を診断し、採否も判断。検査法はWEBか紙が選べ、外国語にも対応します。
「ストレス耐性の有無が分かり、メンタルチェックができます。近年、メンタルヘルスの問題は増加傾向にあり、『せっかく採用したのに、入社後すぐにメンタル不調になり休職』といった事態も少なくありません。リスク管理の一環として、判断基準の一つにしてほしいですね」
取り入れた企業から「ありのままの人物像が把握でき、いい人が採れた」と満足の声が寄せられているとか。検査は、管理職の適性診断や新人研修など社員教育にも応用できます。
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