家でもできる介護予防体操⑦~花笠音頭で自粛中の筋力低下を防ぐ

馬場田晃一

馬場田晃一

テーマ:デイサービス自粛 筋力低下 予防

音楽健康指導士の馬場田です。いつも閲覧いだだきありがとうございます。

外出を余儀なくされている今、筋力低下や運動不足が懸念されています。
そこで今日は、家でもできる介護予防体操⑦をお届けします。

【花笠音頭2020次世代型介護予防体操】

今回の体操は、2018年にケアホームカナンで作成した「花笠音頭・介護予防体操」をオマージュしたものです。

楽しく効果的に体を動かし身体機能向上が期待できると考え、私たち山形県民に広く愛されている「花笠音頭」を選択致しました。

下記より体操をご覧いただけますので、筋力低下やフレイル予防にお役立て下さい。

携帯から動画をご覧いただく場合、ギガ数により利用制限のある方は今回のコラムより体操を行ってみて下さい。印刷をして、ご家族皆様でお役立ていただけると幸いです。

①【左の腕と膝伸ばし】

1
先ずは左手と左足から体操を行っていきます。
手足を上げる動作は筋力アップも目的としていますので、筋力アップを意識して体操を行って下さい。足を上げる運動は、太ももを鍛える運動です。鍛えることで転倒予防にも効果があります。

②【右の腕と膝伸ばし】

2
反対側の右腕、右足も先ほどと同じように体操を行います。①~②を4回繰り返します

③【左から腕の運動と右足上げ】

3
4
手は左側・足は右側から体操を行っていきます
この体操は柔軟・バランス・筋力アップを無理なく楽しく行うことで「※ロコモ予防」も目的としています。足あげや手の動きを意識して、体全体の筋肉を使いながら体操を行ってみましょう。

④【右から腕の運動と左足上げ】

5
6
手は右側・足は左側より体操を行っていきます。③~④を4回繰り返します。

⑤【体操と掛け声】

「左上」から手と体を使った動きを行います。
7
花笠音頭の持つ、体全体を使った動きや掛け声は「注意分割機能の維持や・改善」に役立ちます。
注意分割機能とは、2つ以上のことを注意しながら同時に行うことです。

わかりやすく言い換えると、料理を作っている時に同時進行で、もう一品作る。火加減をみながら野菜を切る。など注意しながら同時に何かを行うことを言います。

声を出しながら、身体を動かすことは認知症予防にもつながりますので、「ヤッショ・マカショと声を出しながら体操を行ってみましょう。
「左下」
8
「右下」
9
「右上」
10
右上までが終わったら、今度は「右上」から「左上まで」の体操を行います。上半身の筋肉を動かすことも意識して体操を行っていきましょう。⑤の体操は2回繰り返します

【まとめ】

※ロコモ予防とは、歩いたり、立ったりする機能の低下を防ぐことを言います。
機能低下から筋力が低下すると、転倒をし骨折をしてしまうなどのリスクも生じやすくなります。

運動不足を感じている方、足の筋力低下に不安を感じている方はこちらの体操もおすすめです。沢山の方にご覧いただいております。ぜひご家族の健康へお役立て下さい。おすすめ筋力アップ体操

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馬場田晃一
専門家

馬場田晃一(介護福祉施設の運営)

ケアホーム カナン(株式会社カナン)

音楽と運動を融合させた介護予防プログラム「音楽健康セッション」を展開。健康増進に加え、幅広い世代の方々の関心を集めており、加えて、より望ましい福祉の環境づくりにも効果を上げています。

馬場田晃一プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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