家でもできる介護予防・口腔機能強化⓵~介護のいらない身体へ大逆転!

馬場田晃一

馬場田晃一

テーマ:介護 食事 誤嚥 介護 予防 認知症予防

音楽健康指導士の馬場田です。いつも閲覧いただきありがとうございます。

今日は口腔機能編ということで、口の役割のひとつ「噛む」についてお話します。

噛むことを咀嚼(そしゃく)といいます。


介護予防に口がどう関係あるのだろうか?と私自身も介護の仕事を始めた当初はそう思っていました。

口の役割と介護予防の関係性

口の役割には、食べる・噛む・飲み込むなど私たちの生活の中で重要な役割があり、

前回のコラムでお話しした、「嚥下機能」が食べ物を飲み込む機能にあたります。

歯のお手入れなどを放置することで歯の本数が減り、食事の摂取量の減少にもつながります。食事の摂取量が減少すると栄養状態も悪くなり、口を動かす筋肉も衰えていきます。

では、口の筋肉が衰えるとどうなるのでしょうか?

口の筋肉が衰えると噛む力も衰え、唾液の分泌量も減少し口の中を清潔に保てなくなります。清潔に保てなくなることで、様々な疾患の原因となります。

このように、口腔内も綺麗に保つことで元気な体を作ることができるのです。

※専門家監修のもと一般社団法人日本音楽健康協会様の音楽健康指導士養成講座にて実際に指導されているものです。
詳細は下記のリンクよりご覧ください
https://www.onkenkyo.or.jp/course.htm

【口腔ケア】


口腔内を綺麗に保つことを介護では「口腔ケア」といいます。

口腔ケアをしっかりすることも大切ですが、うたを歌うこと・意識して口の筋肉を動かすことは口周りの筋肉の予防・改善を目的としています。

⓵特におすすめなのが、「ぱ」「た」「か」「ら」という食事の前の口腔体操です。

「ぱ・ぱ・ぱ・ぱ・ぱ・ぱ」「た・た・た・た・た・た」「か・か・か・か・か・か」「ら・ら・ら・ら・ら・ら」と声に出してみてください。口の形は大きくはっきりと無理をせずに、やってみましょう!実際に当施設でも、ご利用者様が食事の前に必ず行っている体操です
噛む力や、飲み込む機能の維持向上に役立ちますよ!

※口の開き方を 第一興商様のDKエルダーシステムインターネット公開分よりご覧ただけます。リンクよりご覧ください。https://dk-eldersystem.com/contents/patakara.html

下記のコラムも好評です
飲み込む力を計測する


音楽健康セッションでも、様々な口腔機能強化のセッションも行っています。
今日はCAFEで行っている音楽健康セッションの写真を掲載いたしました
ぜひご覧ください

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馬場田晃一
専門家

馬場田晃一(介護福祉施設の運営)

ケアホーム カナン(株式会社カナン)

音楽と運動を融合させた介護予防プログラム「音楽健康セッション」を展開。健康増進に加え、幅広い世代の方々の関心を集めており、加えて、より望ましい福祉の環境づくりにも効果を上げています。

馬場田晃一プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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